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魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。

作者:エギナ
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第64話 ドキドキッ☆ 富士の樹海で一週間キャンプ‼︎

【移動中】

琴葉「あーしんどいしんどいしんどいしんどいしんどいしんどい東京から富士山までとか終わってんだけどまじ滅べや」

【一日目】

真希「ハッ‼︎‼︎」
レン「どうした……⁉︎」
真希「前の砂漠で同じ企画やった時に食料忘れて全員でア●パンマン体操を只管やるしかなかったという過ちを二度と繰り返さないように俺様の荷物一杯に缶詰めを詰めてきたが開けるの忘れた……‼︎」
ハク「普通に石で行けるんじゃないのかなー?」
琴葉「……ふふふへへへへへっへへへぇ」
グレ「残念ながら琴葉が運転した疲れによって頭が逝ってしまったようでずっと石を積み上げて遊んでいるので周辺に全く石がない」
レン「あそういや琴葉七徹目」
真希「彼奴なんで生きてんの」


琴葉「第一回、昆虫採集たいかぁい‼︎」
「「「「………………」」」」
琴葉「いぇぇえいっ‼︎ みんな盛り上がってますね、いいねいいねっ! ルールは簡単‼︎ 三時間で一番多く虫を捕ってきた人の勝ち‼︎ 優勝した人にはここにあるものの中で好きなものをあげちゃう! 負けた人には参加者全員が捕ってきた昆虫で作った琴葉ちゃん特製ご飯をあげちゃう‼︎ いくよぉっ! よーい、どん‼︎」
「「「「(やべぇ行かねば)」」」」

———三時間後。

琴葉「タイムアップ〜! 一番は真希様で⚫︎⚫︎●匹っ‼︎ で、最下位はグレースで一匹‼︎ 優勝した真希様には好きなものを贈呈するんですけど、何がいいですかぁ?」
真希「一回此処にいる全員にぶち犯されろ」
琴葉「へ? あ」

[暫くお待ち下さい]

琴葉「………………」
真希「………………」
「……オイ、真希様ってもしかしなくても」
「「「「((((…………相当な鬼畜))))」」」」
「いい大人なのに虫取りをする屈辱から自分もつい乗っかってしまったが……マズイ事をした」
「普通にするだけならまだ分かる……かもしれない‼︎」
「だけど真希様は琴葉様の思考を幼児化させたり元に戻したりして琴葉様を辱めたり……‼︎」
「……ああああああ‼︎ 言葉にするのさえ恥ずかしい事を沢山……ッ‼︎‼︎」
「乗っかってしまった事を今とても後悔している自分がいる……‼︎」
真希「オイ」
琴葉「…………ハイ」
真希「正気に戻ったか」
琴葉「……無理、死ぬ。体中痛いひりひりする」
真希「いい大人に何三時間も虫取りさせてんだよ」
琴葉「いや、計画段階でやることの中に虫取りがあったので……」
真希「言い訳してんじゃねぇ。罰ゲーム追加な」
琴葉「は、罰ゲームてなに……は、なんで脱がせ……ぃアッ⁉︎」
「「「「…………⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」」」」
琴葉「ア……ぅ、あ……ッ〜〜‼︎」
真希「今のでイったか? マゾ野郎」
琴葉「マゾじゃないです……‼︎ というか、何を突っ込んだんですか……‼︎」
真希「猫の尻尾。ほら、耳もやんよ」
琴葉「はい……?」
真希「一週間ずっとつけてろ」
琴葉「……はぁぁああああああああああ⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎ ちょっと待ってください、尻尾⁉︎ 下何も履けないじゃないですか‼︎ 抜いて!」
真希「穴開けりゃいいだろ」
琴葉「ふざけんな」
真希「冗談。ソレ用のやつ買ってきてやったからやるよ」
琴葉「……ありえない」


琴葉「にゃぁん♪ 御主人様、コトハチャンのこと、構ってくださいにゃぁっ!」
真希「は」
「「「「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」」」」
琴葉「ぐるぐる〜!」
グレ「可愛いんだけどまじでアレ何」
シン「グレース。一応、虫のスープが完成したぞ」
グレ「琴葉ちゃん特製はどこ行った」
ハク「途中まで琴葉ちゃんが作ったけど、なんかマキ様に悪戯しに行くからお願いって言われてね」
レン「猫の真似して真希様の周りをぐるぐる回って、ウザいって思って貰えば屈辱的なこの格好を止めさせて貰えるのではだって」
琴葉「ぐるぐる〜! ……って、にゃぁ?」
真希「あぁああうぜぇッ‼︎ 俺様の周りグルグル回ってんじゃねぇ‼︎」
琴葉「しょうがないのにゃぁ! 猫耳と尻尾を付けたのは御主人様にゃ」
真希「だからって回ってんじゃねぇぶち殺しちまうだろうが」
琴葉「え」


【二日目】

真希「第三百五十八回ドラム缶探し選手権ー。ルールは単純。樹海の中にあるドラム缶を探してこい。因みに、ドラム缶があるとは限らない。持ってきたやつには今日の一番風呂をやる。ってわけでドン」
「「「「((((行かねば))))」」」」

———五時間後。

琴葉「みぃぃっけぇえたぁぁあああああああああああああああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
「あったぁぁぁあああああああああああ‼︎‼︎‼︎‼︎」


真希「っつーことで、今日の一番風呂はクソ猫と」
琴葉「誰がクソ猫ですかクソ偽ヤクザ」
真希「あ゛? 一番風呂違う奴にすんぞ」
琴葉「すみません調子乗りました許してください」
真希「クソ猫と、ソイツで」
「真希様、あざっす‼︎」

真希「取り敢えず、教官にドラム缶に貯められる分だけ水貰ってあるから、それ使えや。後は自分達で沸かせ」
琴葉「はーい。あと、いい加減この尻尾と耳外していいですか?」
真希「じゃあ次の企画行くぞー」
琴葉「無視すんな」

真希「自●願望者ぶっ飛ばし大会ー。行けやてめぇらぁああああ゛あ゛ン⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
「「「「((((普通に怖ぇ……! ヤクザ……⁉︎))))」」」」

琴葉「……ふぅ。久し振りにお風呂に入れます……」
「(気まずっ……!)」
琴葉「どうしましたか、そんな緊張して」
「やっ、なんでもありません‼︎」
琴葉「そうですか。ならいいんですけど……」
「ヒエッ……!?」
琴葉「……ん。嗚呼、やっぱり緊張してましたか。顔、真っ赤ですよ」
「へっ⁉︎ や、あ……ハイ……あの、女性の裸なんて……それも琴葉様、の……」
琴葉「別に、見ても減るものでは無いんですからいいじゃないですか」
「……でも、物陰から全員見てますよ?」
琴葉「嗚呼、そうですか。で?」
「“で?” って……まぁ、琴葉様が良いなら……僕は気にしないことにします……」
真希「こぉおとぉぉおおはぁぁああ゛あ゛ぁあン⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
琴葉「んに゛ゃっ⁉︎ 」
真希「なんでそんなアホなんだよクソ雑魚野郎が‼︎」
「「「「((((雑魚……?))))」」」」
琴葉「今度はなんですかというか自●願望者ぶっ飛ばし大会は⁉︎」
真希「てめえは警戒心が全くなってねぇ‼︎ イチから叩き込んでやろうかあ゛あン⁉︎⁉︎」
琴葉「いや、いやややややや。なんでそうなるんですか。お風呂に入るだけなのに。離れないと、火傷しますよ」
真希「は……あっぢ⁉︎」
琴葉「んべ」
真希「てめえ、ふざけんじゃねぇぇえええええええ‼︎‼︎」
琴葉「だから、ずーっと私に触れているのが悪いんです。水を温めるために色々しようとしていたのに」
真希「ぶっ殺す」
琴葉「お風呂に入った後なら、いくらでもどーぞ? 真希サマぁ?」
真希「死ね」
琴葉「は。……ぁぁああああああああああああああ⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎ ちょ、何してんですか‼︎」
真希「ドラム缶を蹴っ飛ばしただけだが?」
琴葉「阿呆ですか‼︎ ちょ、水がぁ……! 再生、再生っ‼︎」
真希「水が湧き出てくるドラム缶じゃねぇんだから、出てくる訳ねぇっつーの」
琴葉「あ、あぁ……折角頂いた水がぁ……折角ドラム缶見つけたのにぃ……」
真希「んべ」
琴葉「殺す……ッ‼︎‼︎‼︎‼︎」

「「「「((((仲えぇなぁ……))))」」」」
 
 

 
後書き
オチが見つからない……‼︎
完全に迷走状態。

良い子も悪い子も真似しないで下さい。
 
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