ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千八百十話 お庭もまた
第七千八百十話 お庭もまた
ベラルーシは日本をある場所に案内しました、そこはといいますと。
「お庭よ」
「このお城はお庭も」
「いいわね」
「はい、見応えがあります」
こうベラルーシに答えました、
「お見事です」
「そう言ってもらって何より」
「私は素直にです」
感想を述べているだけだというのです。
「それだけですが」
「お世辞じゃないのね」
「そうです」
「貴方は気遣うというけれど」
「そのことは意識していますが」
それでもというのです。
「こうした時は素直に感想を述べます」
「そうなの」
「いいものはいい」
素直にというのです。
「お話します」
「そういうことなら素直に嬉しいわ」
ここでまた微笑んだベラルーシでした、いつも鉄の顔の彼女も日本が相手だと笑うことが多いのかも知れないです。
第七千八百十話 完
2019・6・7
ページ上へ戻る