ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千七百九十三話 ブレナム宮殿
第七千七百九十三話 ブレナム宮殿
イギリスは日本には素直な方です、それで彼が来るとすぐにある場所に案内して明るい笑顔で言いました。
「俺はここから紹介するな」
「ブレナム宮殿ですか」
「文字通りブレナムの戦いで勝ってな」
それでというのです。
「その記念で建てられた宮殿だよ」
「そしてマールボロ公に渡されたのですか」
「俺の当時の上司アン女王からな」
イギリスは日本にこのこともお話しました。
「そうなったんだよ」
「これはバロック様式ですね」
「丁度時代的にそうだったしな」
「素晴らしい宮殿ですね」
「そうだろ、あとそのマールボロ公がな」
イギリスはさらにお話します。
「チャーチルさんのご先祖だよ」
「凄い縁ですね」
「そのことも頭に入れておいてくれよ」
「そうさせてもらいます」
「どんどん案内させてもらうな」
アメリカを筆頭とする他の連合国の面々とは明らかに違う態度です、それで日本を案内していくイギリスでした。
第七千七百九十三話 完
2019・5・30
ページ上へ戻る