ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千七百七十三話 お城も世界遺産
第七千七百七十三話 お城も世界遺産
姫路城を見てです、キューバは驚きを隠せませんでした。それで日本に対して真顔でこう尋ねました。
「これ要塞やろ」
「はい、世界の見方では」
日本はキューバに答えました。
「そうなります」
「そやな」
キューバは世界を巡る直前の日本に言いました。
「こんなのがな」
「要塞とはですか」
「俺には思えんわ」
「では何と」
「芸術品やろ」
それではというのです。
「これは」
「いえ、それがです」
「実際にかいな」
「はい、お城でして」
「要塞やねんな」
「砦と言ってもいいです」
「こんな奇麗なもんがか」
姫路城特に天守閣を見て思うのでした、真っ白でしかも横の小天守閣まで奇麗な五層七階の天守閣を見て。
第七千七百七十三話 完
2019・5・20
ページ上へ戻る