ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千七百五十六話 カナダだけが言わずに
第七千七百五十六話 カナダだけが言わずに
日韓の漁業の件でWTOに異議を主張することにしたカナダですがここで彼は妹さんに言うのでした。
「僕が言ってもね」
「相手が相手だけにね」
「聞く相手じゃないから」
「というか兄さんの名前覚えてるかしら」
その時点で疑問だというのです。
「韓国さん」
「イギリスやフランスですらどうでもいい感じだからね」
基本日本にその意識が異常に集中している国です。
「だから僕なんてね」
「私達影が薄いし」
「それを言ったら駄目だよ、けれど僕が言っても駄目なら」
それならというのです。
「ブラジルを誘おう、そしてね」
「アメリカさんと中国さんね」
「というかあの二国も言わないと」
それこそというのです。
「太平洋の顔役なんだから」
「日本さんと並んでね」
「その日本が当事国だしね」
だからだというのです、カナダはここでは自国だけで動くことはしないで他の国にもお誘いをかけることにしました。
第七千七百五十六話 完
2019・5・11
ページ上へ戻る