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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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ガンダムSEED編
  血のバレンタイン

 
前書き
時間軸的にこのぐらいでいいかなと思って 書いています。 

ピースミリオン級はあのデカさなので、どのみち秘匿しない方法で考えるとこれしか、なかったので。 

 
1986年8月20日から 二か月が経過したころ、火星軍も政府も、コズミックイラ歴、C.E.70年二月ごろバレンタインデェ―の時に、それは起きた、 そう地球連合側が、あろうことか、プラントが所有する

農業用コロニーの一つ、【ユニウスセブン】を核ミサイルで、一基丸ごと消滅させてしまったことで。

プラント側は元々防衛組織として、作っていた、ザフトを軍事組織にする事と同時に、連合側に対して、戦線布告をすることとなった。


とうぜん数で勝る、地球連合の勝利をだれもが考えてはいなかったが、このことを移動要塞ソレスタルビーング号で見ている、火星軍のメンバーはザフトが絶対に勝つことが、はじめからわかっていたのだ。

なんせ、ザフトは新型兵器として、モビルスーツを戦場に投入しているのだ。戦艦とモビルアーマーしかない連合側の敗北は、火星軍にしてみれば当たり前のことでしかなかった。


また、この戦いの前に行われるコロニーへの、核攻撃も元ソレスタルビーングのメンバーを説得するほうが、より時間はかかるしかなかった。


実際に火星軍も政府も確かにガンダムSEEDの世界の介入は、決め手はいたが、たが、それはあくまでも原作をしるからこそ、そこからより、まともにするために、ある程度の介入は必須だが、それ以上はさすがに、無理と判断した上層部の判断は間違いでもなかったが。

「だか刹那、わかっているだろう、俺たちの世界でも戦争は当たり前にあったし、今のままでは連合もザフトも、頭ではわかるが理性や感情までは、なかなかな、分かってくれないとおもうぜ」


ロックオンの言うことは、間違いでもないのだ、実際にある程度の血を流してもらわないと、ザフトも連合も中立国も、こちらの言うことを聞いてくれない可能性が高いとヴィータでもしっかり演算して答えをだしているのだから。


「わかっているが、それでも、まだ介入ができないというのか」

「そうだ俺たちの機体は特殊すぎるからな、しばらくは、コズミックイラの世界に合わせて、火星の上層部が作った、作業用ボールで、宇宙のデブリを掃除するジャンク屋に合法的に入り、それである程度の信頼を得ないとこの先のミッションプランはとてもじゃないが、無謀すぎるぞ」


確かにそうなのだ、この世界のデブリの問題は、本当に、地球に住んでいる連合国家にしてみれば、大問題でしかなかったのだ。

そのために、合法的に各国がジャンク屋ギルドを認めた上で、地球の衛星軌道上のデブリベルト呼ばれる、多くのデブリを回収する組織は、世界中からも信用を得ているのは、

やはりデブリベルト内でデブリを回収するという、作業があまりにも命をかけた仕事であるからだ。

そのためか、連合の国々でも、ジャンクが所有する独特な宇宙船の殆どは、連合側でもノータッチとなっているのは、たいていの船には大きいデブリを回収するためのクレーンを装備していることもあり。

またデブリを大量に詰めることができる、格納庫も普通にあるのが一般的なジャンク屋の船であったのだ。

完全オリジナルの船もあることはあるが、連合側がそれを手に入れて、戦闘艦に改造する資源や資金などは、結構バカにならないほどのコストがかかるのだ。

下手すると宇宙船の装甲板はあるが、デブリに当たらないと、問題ではないということで、連合が保有する旧型の輸送船よりも、船の装甲が、本当にないのが、当たり前だったりするためで。

結局、自分たちの規格で作った方が、安上がりになると判断した、連合各国は、コズミックイラ69年以降は、ジャンク屋にはノータッチとなったのは、つい最近であったのだ。


ようは、火星政府と軍隊はザフトと連合の戦争中のごたごたのさなかに、新しいジャンク屋として登録した上で、専用母艦とて、ミーティア運用母艦として作られている、アテナ艦を一時的にジャンク屋の超大型シップとして運用する予定なのだ。


無論ジャンク屋としての仕事を、こなしながら、モビルポッドを運用して、なおかつ危険なデブリベルトの任務しか、ほとんど受ける新しいジャンク屋は、この戦争中にしてみれば、たいそう連合国家やザフトや中立国に喜ばれる仕事であるのは間違いではないからだ。



そのために現在、コズミックイラ70年3月12日、ここにコズミックイラで新しいジャンク屋が生まれることとなった。


その名前もチーム「ソレスタルビーング」と呼ばれ、しかもだ、その運用している母艦は、ほとんどの要塞レベルというほどの大きさではあった。

そのために一時的に、連合・ザフト・中立国からの外部査察を受けることとなった、無論中立国であるオーブが持っている、資源コロニーに堂々と、横づけして、調べていたが。


連合もザフトも中立国も、ピースミリオン級アテナ艦を調べた結果技術者関係や軍事関係者は匙を投げるしかなかったのだ。

確かに、ピースミリオン級の大きさは、化け物であったのが、武装はないのだ、バルカンすら装備していない船であったかだ、おまけに動力部分は超大型の核分裂式であり、Nジャマ―が出す妨害電波出力よりも、圧倒的に上であるからこそ、運用できること。


それだけならば連合も月面で作ろうと、考えるかもしれないが、運用面や、製造コストが、あまりにも化け物過ぎる値段であった。

大西洋連合の十年間軍事予算でこのピースミリオン級一隻が作られている、聞いているからだ。

そのためか、ザフトも連合も中立国さえ、徴収することは、できるわけがなかったのだ。

ジャンク屋として新しいが、その分危険な任務を常にモビルポッドであのデブリベルト付近のデブリを回収しているのだ、その回収量も量だけに、毎回一万トン近いデブリを回収しているのだから、


それのおかげで、民間のシャトルも中立国のシャトルも宇宙にあるコロニーや月面との行き来が比較的に楽になっているのだ。

その母艦であるピースミリオン級を、戦争に使うために、奪うとなれば、当然賠償責任などが発生するのだ。

おまけに同じようにこの船の補修パーツや修理パーツも用意しなければならないために、ザフトも連合も船を奪うことはできるが、問題はその巨体を隠すだけのスペースを用意する必要があるということだ。


現状ザフトもそうだか、連合も中立国のすべてが、独自で作っている、宇宙戦艦や巡洋艦の整備用に割り当てられているのだ。


ではジャンク屋はどうかといえば、ジャンク屋にも独自の製造ラインが存在していることもあり、ある程度の補給や修理は、お金や拾ってきたジャンク品を加工して、いくらでも船の修理はできたりするのだ。


だからこそ、ジャンク屋が所有している、船のほどは徴収するということは、できない理由がこれなのだ。

規格外の船が多すぎるのが、ジャンク屋であった。

つまりこのピースミリオン級と呼ばれる船も元々は小さい船であったが、より多くのジャンクを拾うためにどんどん大きくした結果、このような巨大の大きさになったといっているのだ。


確かにモビルスーツやモビルアーマーが100機以上も入るかもしれない超ド級の大きさではあったが。
この船のスピードはよくて、連合やザフトがもっている旧型の補給艦よりも圧倒的に足が遅かったのだ。

つまり、戦場にそれだけの機体を運べるのは、魅力ではあったが、同時にあまりにも、足が遅いは、防御力は戦艦並みにあるが、武装はないという体たらくであったのだ。


結果して、連合もザフトも中立国家群も、このピースミリオン級に興味をなくしてしまうほどの船でしかなかっのだ。


そして連合とザフトとの戦いが膠着自様態に入って11か月後、今ではジャンク屋でチーム【ソレスタルビーング」の名前は有名になるほどであった。


戦争が激化するということは、当然デブリが大量に生まれるのだ、そのデブリを回収する力は連合は完全に民間組織のジャンク屋ギルドに任せるほど、面倒になっているのだ。


デブリを回収する部隊は作れるが、今ではザフトと戦争中であり、そちらに、力をいれようとしている最中であったからだ。


そのためか衛星軌道上のデブリベルト付近の大型デブリの殆どはソレスタルビーングによってほとんど回収されていたのだ。


これによって、原作よりも中立国家や連合側もまたザフトもそうだか、衛星軌道からの味方陣営の補給やそこからの降下作戦などが比較的に楽にはなっているのだ。

原作ではデブリベルトによって、決められたコースからでしか、ザフトは降下作戦ができないほど、デブリがあまりもひどかったのだ。 








 
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