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ヘタリア学園

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第七千五百五十三話  真打ち扱い

第七千五百五十三話  真打ち扱い
 フランスはイギリスに声をかけました。
「最後で一番の注目株としてだよ」
「俺なんだな」
「そうだよ、出番だぞ」
 その時が来たとです、フランスはイギリスに答えました。
「じゃあいいな」
「ああ、もう用意しているからな」
「まずかったら一口で終わりだからな」
 こう言う辺りフランスならではでしょうか。
「お兄さんまずいのはアウトだからな」
「本当にお前口が悪いな」
「じゃあ美味いもの出してみろよ」
 そもそもというのです。
「ザリガニとかニシン丸ごとパイに入れるとかないだろ」
「あれはレーションじゃねえだろ」
「料理のセンス全体について言ってるんだよ」
「まあそれ位にしまして」
 日本が言い合う二国の間に入りました。
「皆さん食べてみましょう」
「ああ、じゃあな」
「これから食おうな
 言い合いは終わってでした、各国は遂にイギリスのレーションを食べることになりました。果たしてどんな味でしょうか。


第七千五百五十三話   完


                  2019・12・30
 
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