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ドリトル先生と日本の鉄道

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第八幕その三

「他の人の意見認めそうもないし」
「しかもそうした人達って数は少ない筈なのに」
「何故かそうした人のクレームが通るって」
 オシツオサレツは二つの頭で疑問を述べました。
「他の観たい参加したい人達の意見は?」
「少しの人達の大声が通るの?」
「それもおかしいよ」
 ガブガブも思うことです、ナポリタンも楽しんでいますがそれでも疑問に思うことは彼も思うのです。
「民主主義って僅かな人のおかしな意見も聞くにしても」
「それが大勢の人の意見や考えを潰すとしたら」
 最後にポリネシアが言いました。
「全体主義じゃないかしら」
「僕もそう思うよ、そんな人達には間違ってるって言わないと」
 それこそとです、先生も言います。
「その人達の好きな様にね」
「なってしまうよね」
「イベントが中止されたみたいに」
「そうなるよね」
「僕も予想しているし」
 そうした人達が来ることはです。
「若し来たらね」
「その時はだね」
「先生が説明するんだね」
「そして反論するね」
「そうするよ、そうした人達が何人来ても」
 例えそうしてもというのです。
「僕一人で反論して説明するからね」
「ああ、そうした人達って狂暴だからね」
 王子がこう言ってきました。
「沖縄の基地の前見たら」
「王子から見てだね」
「うん、どう見ても沖縄の人達じゃないうえにね」
 それにというのです。
「やりたい放題しているし」
「だからだね」
「先生囲んで何かしようとするかもね」
「僕は暴力は振るわないよ」
「先生はそんなことしないよ、けれどね」
 それでもというのです。
「相手は違うよ」
「暴力もだね」
「何してくるかわからないよ」
「安心していいよ、八条グループはグループ全体でああした人達を相手にして論破してきているから」
「企業としてだね」
「グループが変な経済評論家に言い掛かりつけられたこともあったけれど」
「経済評論家?」
「何でも辛口の批評家とか言われている」
 そうしたというのです。
「その手の市民団体に近い人で」
「やっぱりそうした人なんだ」
「それでね、色々事実無根か適当なことを書いてきたけれど」
「反論してなんだ」
「論破して以後その人は言わなくなってきたけれど」
「相手をするんだ」
「そうした人達は一つ一つそうしていかないとね」
 反論して論破してというのです。
「色々し続けてくるから」
「だからなんだね」
「グループ全体で動いてくれるから」
「安心していいんだね」
「僕のバックアップもしてくれるよ」
 先生は王子に微笑んで断言しました。
「これまで通りね」
「今回のことで何かあっても」
「そうだよ。だから安心しているよ」
「それはいいことだね」
「僕もそう思うよ」
 先生にしてもというのです。
「本当にね」
「そうだよね」
「うん、あとね」
「あと?」
「問題はプラモ部の人達も軍事研究会の人達も日本軍や自衛隊マニアの人達が多いから」
 このことをお家でも言う先生でした。
「列車砲と縁が薄かったかないかね」
「列車砲っていいますと」
 トミーもこう言いました。 
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