| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

ハイヴ後・・・・そして 

 
前書き
少し遅くなりましたが、 色々と手直ししたり、 三角関係とかも作ってみたりして、結構てまどりました。


テオドールめ リア充爆発しろといいたいよ。   

 


1984年11月20日頃には 旧ロヴァニエミハイヴ周辺に、一大軍事拠点と施設が誕生していた頃、
ロンド・ベル隊は本隊も含めて、マダガスカル島の軍港に、一部の艦隊を、除いて集合していたのだ。


これには仕方がない、主に火星側の事情が入っていたりするのだ、いくらハイヴをハイメガ砲で、吹き飛ばしたいえ、三十万以上のBETAを相手にしていたのだ、 艦艇の物資もモビルスーツの武装も、機体も小破・中破をした、機体もあったりするのだ、それのデータを捕るために、機体や破壊された武装なども一緒にもっていくしかなかったのだ、だからこそ、ここまで厳重に警備をするために集まっているのだが。


実際にこの、軍港には宇宙へ艦艇が行くための、ブースターがあるために、それを艦隊へ装備させる為に集まっていたこともあり、インド方面軍に回された、契約者達以外が、会議室に集合させられていた。





そこへサトシが片手に何かしらの資料を持ってその会議室に現れたのだ。


「ハイヴ攻略戦からかなりの時間が経過したが、その戦闘データは国連に所属している全ての国々に国連を通して、平等に渡すようにしたから、ハイヴがない国々もハイヴ内の戦闘データはほしいようだからな」


実際に日本やアメリカでもすでに、国連を通して入手していたのだ、これにはアメリカも、本来ならばこれほど重要な戦闘データを、ただ同然の値段で各国に、配布するのはいやなのだが。


だが、そのハイヴ内部の戦闘データを、持ってきた相手との約束は、絶対に守らなければならない為に

特に、オルタ計画関係者も、またアメリカ主義者達も、殆どなにも出来なかったのだ、戦闘データの一部改善や、ブラックボックス化などはやりたいのだが、それをしてしまうと、火星政府との契約によって。

アメリカは、契約の対象外とされてしまう為に、今後の火星政府からの、技術の入手なとが出来なくなってしまうために、結果的に出来ないという方法しか、取れないわけである。


これは他の国も一緒であり、そのためか契約者が手に入れた情報、はまず最初は現地にいる、ロンド・ベル隊の、トップ達が話し合い、その結果はその手に入れた情報を開示していいかどうか? 


そんなことを決めているために、現在の所は、超電子砲、または、粒子兵器も、火星軍と政府は、地球側の各国には技術情報も、渡してはいなかったが。


だからこそ、地球側の意識や意見を黙らせる、という意味もこめて、先のハイヴ攻略作戦も、実は作戦の一端には含まれていたのだが、現場LVでは、それを知っている人間は限られていた。



今回もそのような会議だと契約者の人たちは思っていたが・・・


「実際には契約者の人たちに、あと数日程度時間が経過すれば、艦隊の修繕やメンテナンスを含めて一度我々の宇宙への拠点へ戻るために君達、契約者達もその際宇宙へ連れて行くことになる、なお全ての艦隊のメンテおよび、君達が宇宙空間で戦える程度の腕前になるまでは地上へと戻ってこないことと成っている」


「それに加えて、現状君達が作っている強化服は宇宙空間でははっきりといえば使えないために、こちらで用意したこの映像を見てもらえば分かるが」



そうして会場のスクリーンに移ったパイロットスーツとノーマルスーツの映像が現れてそこからさらに
その映像の説明をサトシは続ける。


「見てもらえば分かるが、この白を基準として大きいタイプがノーマルスーツだ、これは主に整備兵が着ることと成っている、分かっていると思うが整備兵士も宇宙へ連れて行くぞ、宇宙でのノーマルスーツを脱ぐ=死亡するということだからな」



「また強化服を着ているパイロットの諸君も同じだ、こちらのパイロットスーツを着てもらうこととなるが、男性用と女性用がある上に、サイズもさまざまなタイプがあるからな、わかっていると思うが
自分に遭わないサイズを着ていると即座に死亡する可能性が高いからな、スリーサイズなどを知られたくないということで、ぼかすと自分達の首を絞めることになるからな」



そうして見せられたパイロットスーツはロンド・ベル隊で使われている専用のパイロットスーツで遭った。



これには各国から選ばれた契約者達も驚くしかなかった。


実際には現在の地球の現状では宇宙へ行く経験があるのは戦術機に乗っていた連中にはいなかったのだ。


また整備兵士の中にもまずは宇宙へはいける人間はいない、そんな人間ほど秘密の計画に所属している連中が殆どで遭った為に、契約者として派遣できなかったのには、地球側のこの機密の計画に影響も合ったりしていた。



だからこそ会議室ではさまざまな連中が喜んでいた、がだれもそれをとがめる連中はいなかった。


むしろ喜んでいたほどであった。


「テオドールさん 私達は 私達は宇宙へ あのお月様がある場所へいけるんですよね」


「そうですよ テオドール本当に私は 私は・・・でもテオドールの周りにはなんだが・・・女の影が多いですね」


「ああ・・・そうだな カティアにリィズ」


実際にリィズはテオドールは別の組で有り、硫黄島で訓練を行っていたために、こうしてテオドールとまともに顔を合わせて話すの半年以上前のことであった。


だからだろうがテオドールにしてみればなぜか義理の妹であるリィズの性格や言動が若干黒くなっているように感じてしまったのだ。


実際にはリィズにしてみれば幾ら信頼している上司がテオドールの近くにいるとしても、その前に契約者として火星政府と契約しているために、実質東ドイツ側も権力を振るうなんてことは出来なくなっていた。



だからこそリィズはあせっていたのだ、自らの兄であり恋心を抱いている自分としては半年以上も兄と分けれている上に、

特に上司もそうだが、一番の恋敵になりそうな【アイリスディーナ】の体のスタイルを見た時と雰囲気を現状見ていると、如何しても二人に嫉妬しているは仕方がないのだ。




テオドールもここ訓練中もそうだが、半年という時間もあり、ロンド・ベル隊に入っているためにシュタージュに属しているベアトリクス・ブレーメ相手でも堂々と色々と聴くことが出来たのだ。


この時ほどベアトリクス・ブレーメはテオドール対して自分が思っていること、またなんでシュタージュに属している理由もベアトリクス・ブレーメは自らの感情や意識を押させきれずにテオドールにばらしてしまったが。

テオドールもまた、恐怖の対象で遭ったベアトリクス・ブレーメ少佐がこんな考えをしていたなんて、
思っていないためと、その考えはある程度テオドールも同意できたとこも遭った上に。


ラッキーが重なったのか、ベアトリクス・ブレーメがなぜかこけたためにそれをテオドールが支えようとして


「あっ・・・すまねえ」

「いいいえ、私もこけたのが悪いんだし、どうせこんな性格の女を抱きしめた程度、いやなことはないでしょうね」


二人とも偶然が重なりテオドールがベアトリクス・ブレーメを抱きしめていたのだ。


そして一時間もたたないうちに

もちろんアイリスディーナも同じようにテオドールに自分の考えや意見を言って、その後なぜか抱き合って二人は和解してしまったが同時にその時を神様の悪戯のようにベアトリクス・ブレーメに見られてしまったのだ。

その後はテオドールを入れて三人が修羅場になったのは当たり前のことである。


そのためか、実はリィズの感ある意味で当たっていたのだ、実の上司である、ベアトリクス・ブレーメすらも恋愛のフラグを出してしまったテオドールにしてみれば、針の筵に近いほどの修羅場が発生していた。




「なによ・・・私にはあんな表情してないくせに、義理の妹との会話は本当に楽しそうね」

「そうね、本当にテオドールも最初の内よりも表情も含めて色々と軟化しているけど、まさかシュタージュの所属のベアトリクス・ブレーメ少佐もテオドールの事を好きになっていたなんて、私としてはそっちの方が驚きよ、昔の貴方に戻ったような感じがしてどうにもね」


「ふん、好きでこんな性格になったわけではないのよ、私の最初の恋愛の対象の貴方の兄の意思をついでここまでかんばってきたら、こうなっただけよ、昔の私を知っている貴方なら別に驚く必要はないとおもうけど」


「それはそうだけど、なんだが、ベアトとこんな話が出来るなんて・・・本当に昔のように戻った感じね、それにしてもテオドールか、人の気持ちは本当どうにもできないけど、それでもね」


「ええ本当に、そうね」


ベアトリクスとアイリスディーナはちゃんと会議の内容を考えつつ、今の状況に十分すぎるほど満足していたのだ。



現状の東ドイツという国はシュタージュが表立って動けなくなっている、これは派手に動けば確実に契約者として資格も何もかも失うと上層部も分かっている為に、

本来のシュタージュが東ドイツの運営をするという計画もつぶれてしまっていることを、ベアトは知っているために、このように恋愛にうつつを抜かすことも出来ていた。



「本当に昔に戻ったようね、それに宇宙へ行く準備もしないといけないわね」


「ええそうね、そのためにはそろそろテオドールを回収する必要があるわね、今の所だれもかれもが宇宙へいけることへと喜んでいるけど、本当に意味を分かっているのかしらね」


「さぁね・・・でも中将もいっていたけど、宇宙で戦えるようにするということはなにも損でもはないわよ、いずれ10年以内には人類は再び宇宙へ出て月面に残っているハイヴも火星軍と共に排除することを予定に入れると、確かに今のうちに宇宙での戦いを教えておいてもいいと思うわよ」



「そうよね、実際にハイヴは・・・あの一撃で破壊されたものの」


「ええ それに加えてハイヴを攻略してしまったことを、私達は深く刻み付けなければいけないわね」






こうしてアイリスとベアトリクス・ブレーメが話している間もサトシは現状地球に残しておくメンバーや艦艇などを話している。




またテオドールもリィズとカティアの二人からは両腕をつかまれた上で、左側にはカティア、右側にはリィズが堂々と自らの体をその腕に当てながら三人ともなにやらはなしていた。

「そうだよ お兄ちゃん、せっかく妹が、久しぶりあったというのに、あんな女性と抱き着いているんだもん」


「そうですよ、 ベアトリクスさんは、あのシュタージにいたんですよ、もっとしっかりしてください、テオドールさん、それに私とも久しぶりですよ」


「だから、なんで二人して、そんなに怒っているんだ、ただ仲間がこけたのを助けただけ、だろうが、」


だが二人の女性としても、その言葉だけはで、さすがに我慢できなかったようで、よりきつく、テオドールにたいして、二人の女性が、もっと体をくっけて、テオドールにたいして、色々とアピールをしていたが、


テオドール本人にしてみれば、妹と手のかかる後半程度しか、思っていなかったのが、それが大きかったようで。 


そんなこんなこともありつつ、宇宙へ行くための会議が過ぎていく。









 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧