ヘタリア学園
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第七千五百三十話 論理の飛躍レベルじゃない
第七千五百三十話 論理の飛躍レベルじゃない
日本兄妹はタイ米の炒飯を食べつつお話をしていました。
「タイ米は和食には合わないのは当然ですね」
「その通りですね、お刺身や納豆には合わないです」
「匂いは慣れていないせいで」
「こうして食べると美味しいですね」
「ですが平成の大冷害の時は」
一九九四年の時です。
「タイ米は色々言われました」
「そうでしたね、あの漫画でも」
「はい、ただタイ米がお口に合わないと言って」
日本は妹さんに言いました。
「そこから私がアジア再侵略を企んでいるなぞ」
「タイさんの方のキャラクターが言ってましたが」
「何故そんな論理になるのか」
「読んでいてもわかりませんでしたね」
「あの漫画では私はアジア諸国を経済侵略しているとも言っていました」
この主張はこの頃まで普通にありました、言っている人達はよく見たら北朝鮮に近い人達ばかりでした。
「どうしてそうした言葉が出るのか」
「今読んでも不思議ですね」
「私はその様な考えはありません」
ましてやタイ米がお口に合わないからそこまで論理がいくとはです、日本兄妹には不思議な展開でした。
第七千五百三十話 完
2019・1・18
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