やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
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18.現実のスナイパーはみんな芋砂なのは当たり前だ。
ランク戦が始まり、ソッコーで唯我が落とされ、嵐山さんと時枝、出水、雪ノ下が交戦を開始した。レーダーに反応があるのは俺らを除くとさっきの三人と太刀川さんだけだ。木虎と佐鳥はバックワームでもつけてるんだろう。
『お兄ちゃん!急いで!もう雪乃さん交戦し始めちゃったよ!』
わかってるよ。
今回のうちの戦術は太刀川さんと戦いやすい場面を迅速に明確な時間はヒステリアモードが切れるまでに作ることが最終目標だ。うちの隊全員でかかっても太刀川さんに勝てるかは50%がいいところだ。だが、それも俺がヒスってなければの話だ。だが、ヒスってれば確実とはいえないが6、70%ぐらいにはなる。だから俺はいざというときのための作戦のために動いていた。
『総司。木虎抑えられるか?』
『あったりまえじゃないですか!最強無敵の沖田さんにお任せください!』
なら、ついでに太刀川さんも任せたいくらいだ。
『それに八幡さん。足止めはかまいませんけど、別に倒してしまっ(ry『総司ストップだ。そこから先は地獄だぞ』
さて、そろそろいい具合に時間がたった。雪ノ下たちの戦場もそろそろ動きを見せるだろう。できれば総司と木虎が戦い始めてからかその直前に俺も動きたい。
『小町、着いたぞ。佐鳥の狙撃ポイントを絞ってくれ』
『もう終わってるよ!』
『了解。総司と木虎が接敵直前か交戦後に動く。それまで二人のサポートよろしく』
俺はライフルをトリオンで生成しスコープを覗く。お、佐鳥発見。
『小町。総司はどうなってる?』
『『スゲーミツドモエノスーパーバトルニナッチマウノカ!グンマ』っは!うん!もうすぐ接敵するよ!』
おい、何チョメチョメDのアニメ見てんだよ。仕事しろ。ヤッチャエニッサン
『でもなんか太刀川さんもいるみたいだけど』
『OK。どれぐらいで。接敵する?』
『五秒前!』
え?ちょっ!早すぎぃ!
『ニィーイ!イーチ!』
そして、引き金を引いた。よし、命中。佐鳥何もしなかった。まあ、させなかったんだけれども。
『ナイス!お兄ちゃん!あと、太刀川さんが木虎ちゃんを落とした』
ああ、やっぱりそこは太刀川さんが取ったか。微妙なところだったが。
『雪乃、今からそっちに向かう。それまで死ぬなよ。総司は………まあ頑張れ』
『ちょっと扱い酷すぎません!了解!』
『了解よ』
ライフル捨て、腰の帯に下げた拳銃をさする。
さて、第弐戦術、開始。ミッションスタートってところか。
その数分前。解説では。
『嵐山隊員と時枝隊員がじりじりと下がりながら銃を撃ち続ける。出水隊員、雪ノ下隊員は両者シールドで銃撃を防いでいる』
『出水は上手くバイパーで牽制しているな。だが、雪ノ下は手詰まりだろう』
『と言うと?』
『嵐山さんも時枝も15メートル以上は距離を取ってる。あれは『旋空弧月』の射程だ』
『なるほど。射程が足りない雪ノ下隊員は手をこまねいていると』
『嵐山さんたちも十字砲火を行おうにも、隙を見せた瞬間を二人は見逃さない。片方が狙われた時自分が巻き込まれないようなポジショニングをしてる。しばらくは戦況は動かないだろうな』
『なるほど。おっと比企谷隊員は建物の中でライフルを構えている』
『比企谷のいるところは、高台と距離がありなおかつ三階立ての建物だ。おそらく佐鳥を落とすつもりだろう。あそこからなら角度的にも高台のどこにいても狙える。距離はあるが比企谷は狙撃手としても一流だ。あれくらいの距離なら落とせる』
『そういってる間にも、比企谷隊員が本当に佐鳥隊員を落とした!さらに交戦をしていた木虎隊員と太刀川隊員に沖田隊員が奇襲を仕掛けるも失敗。気を取られたのか木虎隊員、あっさりと太刀川隊員に落とされた!』
『いつものことながら、比企谷もいやなタイミングで動くな。木虎を落とすために佐鳥を落としたんだろう。沖田の奇襲に比企谷の狙撃。その二つが連続すれば誰で気がそれる』
『ああ、同じ万能手としてあれはしょうがない。俺もやられたら気がそれる。本来なら沖田があそこで落とす予定だったんだろう。だが、太刀川さんが取ってしまった。これで太刀川さんに傷を付けられたならともかく、無傷。厳しいだろうな』
『さあ、ついに戦況が動き出した!比企谷隊員は沖田隊員たちの元へ移動するようです』
現在のポイント。
比企谷隊 1
嵐山隊 1
太刀川隊 1
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