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『Mutiny』

作者:零那
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『ファンタジー』



夢の続き...
求めてしまうのは罪か...
甘いこと想うのは愚かだろうか...

ほら、だんだん涙も渇く。
輝きを放つ愛しい君の笑顔。
だんだん古傷も癒される。
君との日々にだんだん...。

夢の続き...
あの頃の僕等は未熟すぎた。
だけど今ならもう...
いや、今更、もう...

それでも求めてしまうのは、僕が愚かだということだろう。

今はもう、君との日々が僕の幸せそのものなんだけど。
それでも、忘れられないあの頃の僕らの夢物語。

未だにずっと蔓延る魔の手。
穢れ無き子を奈落の底へ突き落とす憎き奴。
そんな奴を総て闇に葬り去る作業。

そんな事を本気でしようと語り合った。
醜い現実を嘆いても誰も救われない。
何が出来るか、何なら可能か。


 
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