ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千四百五十話 呪いの波動全開
第七千四百五十話 呪いの波動全開
連合国全体で開幕直前の甲子園球場を視察しました。
そしてです、五ヶ国全部が仰天して叫びました。
「これは一スポーツチームに憑く呪いじゃないぞ!」
「前からそうだったあるが強くなっているあるよ!」
「これは冬将軍並の力があるよ!」
「おい、こんなの国家レベルでもそんなにねえぞ!」
「ちょっと前に見た時より凄くなってんじゃねえか!」
こう叫びます、ですが。
大阪だけはです、恰好いいCMを観ながら言います。
「安心して下さい、今年こそ猛虎はやりますで」
「おい、意気込みは買うけれどな」
イギリスは絶好調モードのマモノとケンタッキーのおじさんそして怨念を観ながら蒼白になって大阪に答えます。
「あの連中どうするんだよ」
「そやから跳ねのけますわ」
「今年は半端じゃねえぞ」
パワーが強くなり過ぎだというのです。
「本当に優勝出来るのかよ」
「全然平気ですわ」
「御前毎年この季節そう言うけれどな」
今年は例年以上にというのです。
連合国の面々も仰天する二〇一八年の甲子園に憑く恐ろしい存在達、彼等は一体何を引き起こすのでしょうか。
第七千四百五十話 完
2018・12・9
ページ上へ戻る