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ヘタリア学園

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第七千四百四十八話  それは言うな

第七千四百四十八話  それは言うな
 大阪はこの時燃えていました。
「平成最後、阪神優勝や!」
「ああ、お兄さんも応援するぜ」
 フランスが燃える大阪に温かい声をかけます。
「阪神は今年こそな」
「はい、今年こそ兄貴監督の若手育成が花咲きますで」
「兄貴さん頑張ってるしな、ただな」
 フランスはここで甲子園の方を見ました、すると。
 マモノとケンタッキーのおじさんが準備体操をしています、その光景を観て大阪に対して言うのです。
「あの連中今年凄い元気だな」
「いや、あの連中はちょっと」
「大丈夫だよな」
 フランスもかなり不安になっています。
「本当に」
「兄貴さんと今年の阪神ならやってくれます」
 大阪は確信して言い切りました。
「フランスさんもそれ見て下さい」
「ああ、けれど何だあの連中」
 フランスは甲子園の怨念まで見てまた言いました。
「お祓いも通じそうにないしな」
「ですから大丈夫です」
 大阪だけは言います、ですがフランスは不安で仕方ありませんでした。


第七千四百四十八話   完


                 2018・12・8 
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