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ヘタリア学園

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第七千三百九十八話  ピロシキ

第七千三百九十八話  ピロシキ
 ロシアはパンも出してくれました。
「どうぞ、ピロシキだよ」
「お饅頭みたいですね」
「うん、そう言われると否定しないよ」
 ロシアもセーシェルに答えます。
「けれどそれでもね」
「美味しいんですね」
「僕もよく食べるよ」
 国民の人達も同じです。
「だから楽しく食べてね」
「わかりました」
「よく食べたわね」
 ハンガリーはロシアとのお付き合いがあるのでこうしたものを食べる機会も結構多かったのです。主に冷戦期に。
「けれど最近食べてなかったし」
「うん、是非食べてね」
「ボルシチも美味しかったし」
「ピロシキもね、そしてピロシキだけじゃなくて」
 今度は濃いサラダをもう用意しています。
「サラダもあるし肉料理も持って来るから」
「まずあピロシキいただきますね」
 セーシェルが笑顔で応えてです、ハンガリーも久し振りにピロシキを食べました。


第七千三百九十八話   完


              2018・11・13 
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