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ヘタリア学園

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第七千三百八十六話  味はいいけれど

第七千三百八十六話  味はいいけれど
 ムニエルも来ました、ムニエルだけじゃなくてオムレツもポトフもかなり美味しいです。勿論野菜料理もです。
 ですがハンガリーは作ったフランスに言いました。
「あんたの顔見てるとそれがね」
「ああ、俺のことが嫌いだからだな」
「そうよ」
 とてもはっきりと言ったハンガリーでした。
「そこが残念ね」
「全く、本当に俺達は仲が悪いな」
「というか同じEUですよね」
 セーシェルはこのことを指摘しました。
「それでも仲が悪いんですか」
「だからハプスブルク家とヴァロワ家から戦争ばかりしていたから」
「俺とオーストリアがな」
 オーストリアさんと一緒にいたハンガリーもフランスと戦争していたのです、それもハンガリーはフランスをかなりやっつけていました。
「トカイのワインけちったりしてな」
「あれはそう簡単にあげないわよ」
「だよな、けれど今はちゃんと飲ませてやるな」
 こう言ってでした。
 フランスは自分のワインをハンガリーにもセーシェルにも出しました。赤も白も両方出す気遣いも見せています。


第七千三百八十六話   完


                  2018・11・7 
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