とある魔術の禁書目録超「スーパー」
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三話
前書き
修行の時間がおかしかったり 結構いろいろと省いてはいます
上条当麻と佐天涙子の二人が時の結界に入ってから一〇〇〇年という月日が流れていた。
これには二人が気という概念がなかったことや舞空術や瞬間移動をはじめとしたこともいろいろと覚える必要があったからだ。
特に修行開始からつけられている体の衣服そのものを頑丈にした上に重りにも代えてしまったおかしな能力で、上条当麻と佐天涙子はひたすら最初は気を扱えるレベルまで必死に体力づくりと同時に格闘能力などを挙げていたのだ。
そのためか最初の一〇年の月日が流れてようやく重力一〇〇倍なんては当たり前に修行になっていた。
この時の上条当麻戦闘能力は大体60000000万程度にはなっていただがはっきり言って破壊神候補生にしてみればあまりにも低い戦闘能力でしかないのだ。
これではフリーザ程度の悪党達にも強気で文句を言うどころか逆に殺されられない程度しかない
佐天涙子も50000000万程度しかないために 重力一〇〇倍でより身体能力を上げつつ、上条当麻と二人で組手をしながら戦っている最中でもあった。
それからというものはいろいろと戦闘能力を上げていき、本当に破壊候補生と呼ばれるまで力を得たのだ。
戦闘能力ともので言えば、通常戦闘能力が1億5000万程度しかない 最大で戦闘能力が一兆倍を超えるのだ。
上条当麻と佐天涙子の二人も同じようにしやがり、すでに人間なんて枠すらも超えているのだ。
だからこそ二人がきっちり破壊の能力と神の力【ブルーの気】を発動できるために実質候補生から候補になっているのだ。
ただし二人には圧倒的にいろいろな経験値が足りないためにこれ以上は時の結界で縛るよりも元の世界で活動してもらった方がいいとビルスも判断したのだ。
「それでビルス様は修行は終わりで、これからは学園都市で経験値を積んで来いと」
「そうだ、二人とも十分に強くなっているが、それはふたりしか修行の相手がいなかったともいえる、それに気を抑えながら強敵と戦うという死闘も少しは勉強してこい」
「それに本当ならば地球のおいしいものをブルマから食べてもらえる約束があったんだけと、全王様から命令は絶対だからな仕方がないんだよお前ら それをわすれるなよ」
「わかっていますよ、それにこんなバカげた力を普通に気もなにも知らない人に向けたらそれこそただの殺戮者ですよ」
佐天だってわかっているどれだけ自分たちがバカみたいな力を持っているのを実際に修行中にあり得ないほどのクレーターを自分が当麻を空中から地上に軽く投げたで起きてしまった現象なのだ。
一般人なら今頃 血だまりと骨の皮の一部しか残らないほどの運動エネルギーが発生しているのだから。
おまけに超電磁砲と呼ばれるライフルや拳銃程度は傷がつかないほど強固になってしまった自分をとらえればどんなバカでも、こんな力は早々に一般人に出していい力ではないと分かってしまうのだ。
「わかっているだからこその気のコントロールで戦闘力も含めて気を一般人と同じレベルまで抑えながらも修行はしろってことだろう」
実際に二人が来ている服も含めて簡単に服が作り出せる人がいるおかげでそのような枷をしたままで二人は動いているのだから、超能力者も驚くのは仕方がないといえるのだ、その光景をみていればの話だ。
「では元の世界に戻りますが、せいぜい元の世界ではたったの十分程度しか経過していませんのでそのあたりを十分に気をつけて行動してください特に上条当麻さん、あなたはそのイマジンブレイカーをいまだに扱い切れてはいません、ここまで厄介な破壊の力の副産物とは・・・思いもしませんでしたよ」
これは仕方がない 実際に破壊の力を十年ほど使っている上条当麻にしてみれば、当たり前に力を使おうとしてしまう癖が無意識に体中に染み付いているのだ。
せっかく右手以外にも使えるようにしようとしても それが全身にするか右手限定にするかの選択がないのだ。
逆に佐天涙子は資質しかないために、破壊の力は一から教えやすいが、それゆえか心にブレーキをかけてしまったのだ。
リンゴを消したりいろいろと消したりする訓練でも佐天はその壊すという行為そのものを怖がっているのだ。
それは無理ではなかった、元々佐天涙子は友達思いの一般人なのだ、資質があるという理由だけでここだけ頑張れるのは、能力者のような力を得れるということで修行や訓練を頑張っていただけなのだ。
こうして二人は元の世界全王様によって作られた「十四番目世界の地球」の学園都市にもどされることとなった。
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