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ヘタリア学園

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第七千三百十一話  否決でも平然

第七千三百十一話  否決でも平然
 投票の結果は否決となりました、このことは日本にとって望ましくない結果であることは事実です。
 ですがそれでもです、日本は平然として言いました。
「それではです」
「落ち込んでないね」
「落ち込む必要がないですから」
 アイスランドにもこう答えます。
「次の手は容易しています」
「一体何?」
「この委員会からの脱会も考えています」
「脱会もなんだ」
「そうすれば気兼ねせずにです」
「捕鯨が出来るからなんだ」
「そうするまでのこと。国連とは違います」
 かつて日本は国際連盟から出たこともあります。
「これ位なら」
「本気だね」
「本気で検討しています」
「そこまで考えてるんだね」
 アイスランドも唸りました、日本のその覚悟を聞いて。そうしてそのうえで日本の動きを見るのでした。


第七千三百十一話   完


                   2018・10・1
 
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