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ヘタリア学園

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第七千二百八十八話  ここで井上ワープ

第七千二百八十八話  ここで井上ワープ
 イギリスとフランスは二国でお話をしてそのうえで欧州から文化祭の実行委員に出す残り一刻を決めました。
「スペインだな」
「そうだな、オーストリアはコンサートとか音楽で忙しいしな」
「じゃああいつだな」
「中南米にも顔が利くしな」
「おう、じゃあ今からスペインの親分呼ぶな」
 脚本家さんが二国の決定を受けて言ってきました。
「それでいいな」
「っていうとあんたまさか」
「ここであの技使うのかよ」
「おう、ああスペインの親分か」
 早速スペインに携帯で連絡を入れる脚本家さんでした。
「俺だ、来てくれ」
「わかったわ」
 スペインも返事をしてです、その次の瞬間にでした。
 スペインがお部屋に来ました、そうして脚本家さんに言いました。
「何の用や?」
「あんた文化祭の実行委員に決まったぜ」
「あっ、そうなん」
 呼べば一瞬で来てくれる、脚本家さんの特殊能力がここで発揮されたのでした。


第七千二百八十八話   完


                2018・9・19 
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