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ヘタリア学園

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第七千二百七十一話  ソーラーは

第七千二百七十一話  ソーラーは
 日本は最近あちこちにあるソーラーを見て妹さんに囁きました。
「あの、どうも」
「場所を取っているうえにですね」
「こうした時にはすぐに壊れて」
「肝心の電力を供給してくれないですね」
「しかもです」
 日本はさらに言いました。
「水害の時も気になりましたが」
「治水等に邪魔になっていますね」
「東北の地震以降増えていますが」
「役に立っていますか?」
「どうなのでしょうか」
 このことが疑問になってきているのです。
「果たして」
「東北の地震から原発を見直す動きが活発化していますが」
「あれはあの時の上司の方の対応が一番問題でしたし」
 辞めると言って何ヶ月も居座ったあの人です。
「あの政権では奇妙なことが多かったですが」
「今回もですね」
 こう感じて仕方なくなっています、日本兄妹は電気がまだ充分とは言えない北海道の中で思うのでした。


第七千二百七十一話   完


                     2018・9・11
 
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