仮面ライダーエグゼイド この手の中
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第二十三章
「色々ケリをつけたい相手もいるからな」
「まあ俺はバグスターにはいないけれどな」
二人の言葉はそれぞれ違っていた、だがそれでもバグスタ―達に向かう。そうしてエグゼイド達もだった。
クロノスに向かうがそこでバグスター達と遭遇した、クロノスはその彼等に対して楽しむ様にして告げた。
「私と戦うよりも先に彼等との戦いになったな」
「そうですね、ですが」
エグゼイドはバグスターと対しつつそのクロノスに応えた。
「貴方は僕だけで戦うことになりますね」
「ほう、君だけで私を倒せるのか」
「それが出来ますし」
エグゼイドはさらに言った。
「それにだ」
「ふふふ、私もそれなりの手ごまを用意しておいた」
「そうです、それぞれ向かわないといけないですから」
「私もそうする様に仕向けたのだ」
クロノスもこう言ってみせた、見ればそれぞれのライダー達が強敵に向かっていた。
ブレイブはグラファイトと、スナイプはラヴリカバグスターと、レーザーはハテナバグスターと、パラドックスはデムゲウスとそれぞれ対峙する状況になっていた。そしてゲンムも仮面ライダー風魔と対していた。
その状況にだ、レーサーはエグゼイドに申し訳ささそうに言った。
「悪いが雑魚のグラファイト達はな」
「相手が出来ないですか」
「ああ、俺達じゃな」
とてもと言うのだった。
「何とかしたいが」
「そっちは俺達に任せて下さい」
ゴーストが来た、そうしてだった、
スペクター、ネクロムも来た。そして彼等だけでなく。
ジャベルとニコそれに仮面ライダーポッピーが来た。その彼等がエグゼイド達のところに来てだった。
普通のバグスター達を倒していく、ゴーストはその中でエグゼイドに再び言ってきた。
「主な連中の相手に専念して下さい」
「言った筈だ、雑魚は俺達が引き受ける」
「目の前の相手にだけ迎え」
スペクターもネクロムも言ってきた、そしてジャベルとニコも果敢に戦っていた。
「何も心配はいらない」
「どうして私達がいると思っているのよ」
「私だっているからね」
ポッピーはエグゼイド達にも負けない位の強さで戦いバグスター達を倒している、そうしつつエグゼイド達に言うのだった。
「安心して目の前の敵と戦ってね」
「うん、じゃあ」
「ここはね」
「頼んだよ」
「ええ、何も心配いらないから」
パッピーピポピパの状態なので声は明るい、その声にエグゼイドも頷いた。そうして仲間達に彼も明るい声になって応えた。
「じゃあ任せたよ」
「任せさせてもらうわね」
ポッピーはここでもこう応えた、そうしてだった。
ゴースト達は自分達の言葉通り並のバグスター達をエグゼイド達に一体も寄せ付けなかった、それでだった。
彼等はそれぞれの敵に迎えた、ゲンムはこの状況に不敵に笑いつつ言った。
「私ならば助太刀の必要はなかったがな」
「絶対に勝てるからだって言うんだな」
「その通りだ」
自分の横にいるレーサーにもこう返した、ハテナバグスターと対峙している彼と。
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