ヘタリア学園
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第七千二百二十五話 過信は禁物
第七千二百二十五話 過信は禁物
ロシアは富士山を進みながら今回は案内役兼パートナーである日本に対して微笑んでこうしたことを言いました。
「空気が薄くてもね」
「進めていますね」
「うん、見れば結構な人が苦しそうだけれど」
周りの登山者の人達にはそうした人もいました。
「けれどね」
「私もロシアさんもですね」
「大丈夫だね」
「ですがそれでもです」
「気をつけないといけないね」
「はい、富士山は難所です」
頂上まで登ることは容易ではないのです。
「ですから」
「油断しないでなんだ」
「最後まで進まないといけません」
その頂上までというのです。
「ここからさらに空気が薄くなりますから」
「だからだね」
「油断せずに進みましょう」
富士山を登っている時に過信や慢心は禁物です、とかく難所なので。
第七千二百二十五話 完
2018・8・19
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