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繰リ返ス世界デ最高ノ結末ヲ

作者:エギナ
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05.猫達は人狼ゲームをするそうです。
  最終回 人狼ゲームが終了したら妹に引っ張られて、気付いたら敵幹部の執務室に入れてた。

 
前書き
タイトルが謎すぎる。
やっぱり早かった。です。 

 
 あの後、結局フランは一度黒華兄妹に殺され、そして琴葉の『事実改変』に因って、半殺しの状態で生き返った。

「ねぇ、死んだら目の前に青い髪の女神様が居たんだけど」
「気にしないでください。きっと何処か違う世界の女神です」
「え」


 そして、フラン、響也、千尋によって、参加者の役職が発表された。

「市民は、黒華紫苑、七星宙。占い師は、ユリア・フィルスコート。狩人は、如月レン。霊能者は、時雨紗耶香。双子は、七星輝、水城涙。人狼は、アリサ・フィルスコート、黒華琴葉。大狼は、黒華葉月。ささやく狂人は、白凪凛。恋人は、黒華琴葉、黒華葉月」


 その後、琴葉は葉月を連れ、自分の執務室に戻った。後でレンが聞くと、「情報になりそうな物は全て仕舞ってあったし、フランさんにも許可を貰っている」との事だった。

「先ず、疑問に思った事、言って良いか?」
「ええ、どーぞどーぞ」
 葉月は1つ、大きく息を吸ってから言う。

「黒華紫苑って誰だよ」
「私の部下。任務の時に拾って、名字が無かったらしいから、あげた」
「俺の許可なく?」
「当たり前でしょ」

 淡々と返す琴葉に、葉月は大きく溜息を吐く。それだけだったが、琴葉は少し驚いた様な表情を見せている。それもそうだろう。あのデスゲーム前の葉月だったら、此の場面だけでも、能力を遣った戦闘までに発展している所なのだから。
「まぁいいさ。お前なら遣りかねぇとは思ってたからな」苦笑を浮かべながらも、柔らかい声でそう答える葉月。その反応に、また琴葉は驚いている。

「で、もう1つあるんだ。2日目の夜、あれは如何言う事なんだ?」
「……そのままだよ」
 小首を傾げて問う葉月に、琴葉は真っ直ぐ葉月の瞳を見て答える。

自傷行為(リスカ)については、白猫の居た時、怪我は全て治癒能力で治されて、何故か気持ち悪かった。だから、自分で傷をつけて、傷がついたままの状態にしたかった。自傷行為を始めるきっかけが、幹部達の人数合わせとして駆り出された人狼ゲーム。だから、『原因はアンタだ』って言った。其れに、あの治癒能力を持った構成員を、ゲームの度に呼んだのも、葉月だって分かってたから。『葉月にぃの事が大好きだったからなんだよ』って言うのは、普通に、小さい頃の葉月は、兄として大好きだったって事。正直、今の状態を小さい私に話したら、絶対『葉月にぃはそんな事しないよ。だって、私の大好きなお兄ちゃんだもん』とか言いそう」

 小さく笑う琴葉は、何処か悲しそうだった。

「私はまだ葉月の事は許せない。だから、此れからも敵同士。でも……」

 そのタイミングで、フランが執務室に入ってくる。それには気付いていたが、琴葉は続けた。






































「大好きだったよ、葉月」






































 
 

 
後書き
はい。終わりです。
今回はあまり無理矢理感は無いでしょうか……?

何か、適当だったらごめんなさい。
今、リアルで大きい宿題に追われているんです。
いや、そんな事は如何でもいい。
宿題に追われているのも本当なのですが、
気付いたら手首が傷だらけになっていて、
お湯は大丈夫なんですが、水はかなり染みるんですよ。
偶に手が動かしにくいと感じる事もありますし。
で、一番の問題は、傷を隠す方法なんですよね。
御盆休みが終わったら部活も再開してしまいますし、
親に見つかったら大変ですし。


まぁ、兎に角何が言いたいのかと言いますと、

皆さん、宿題を計画的に終わらせるのって大事ですよね。

という事です。
傷の話は何処かに捨てて下さい。ハイ。
私は至って正常です(?)

それでは、ありがとうございました。
次もよろしくお願いします。 
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