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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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9部 ViVid!
7章 ルーフェンでの戦場
  出発

翌々日、準備に時間がかかり一日ずれてしまった。
急いで、荷物をまとめて玄関に行くと、
なのはとフェイトがいた。

「あれ帰ってきてたの?」

「うん、早く終わってね
綾だから大丈夫だと思うけれど、気を付けてね?」

「何か知ってる?」

「はい、これ」

 フェイトがA4ぐらいのレポート用紙を渡してくれた。

「どうしたの、これ?」

「もともと、私とティアで探りを入れていた事件で、レティ提督の方にも事件調査をしていたようで、私も行きたいとは思うけれど・・・」

「まぁ犯人は待ってくれないしね
休暇を取らないと倒れるから、私に任せておいて」

「うん、相手は凶悪犯だから・・・」

「大丈夫」

 なのはがフェイトの話を聞いて少しだけ不安な顔をする。

「大丈夫だってなのは、
もぅフェイトが物騒な事いうから、なのは不安な顔しちゃったじゃない」

「うん、でも気を付けてね」

「了解、フェイトあと頼むね」

「うん」

「なのは、行ってきます」

「いってらっしゃい」

 俺はなのはのおでこにキスをして家を出た。

 ルーフェンに向かう列車の中でフェイトのレポートを読んだ。
今回の任務はルーフェン郊外でテロリストの拠点を発見
そのグループのせん滅が今回のミッションだった。
結構規模の大きいグループみたいだ。
テロ行為
VIP誘拐
爆破
犯罪歴のデパートっていうぐらい相当な数だった。
普段ならこの手のようなものは、受け取らないのだが・・・
この間ニュースを見たらミッドの政治家の家が爆破され、
全員亡くなった
それは大きな事件だったのだが、使われた爆弾は、
ヴィヴィオと同じぐらいの年の子供に爆弾を埋め込んでの人間爆弾
その子が政治家の家に遊びに行ったときに爆破させたらしい
もちろんテレビでは爆破事件としか報道されていなかったのだが
レティさんの情報からそれを聞き
今回受けることにした。

もし人間爆弾とされた人がいても俺なら解除できるだろうと思っているのかもしれない。
まぁ確かにフェイトたちには無理だわなぁ
マリーさんやシャーリーがいればなんとかなる可能性はあるけれど、
体内に侵入されたものをとるなんて結構な技術が必要
まぁシャマルなら完璧にやれるだろう
シャマルは地上海上司令でもある
はやての補佐兼医者として忙しい
マリーさんにしろシャーリアにしろ暇人じゃない
分厚い書類を読み終えると、結構な良い時間になった
宿泊施設は特別な場所を用意してくれたらしい
これは楽しみにしながら、食堂車両で食事をし仮眠をとったらあっという間に、
今回の目的地 ルーフェンに到着した。 
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