| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千二百九話  麓は注意

第七千二百九話  麓は注意
 日本はロシアにこう注意しました。
「今私達は登っていますが」
「高い山だから体力と空気に注意だね」
「そしてです、麓のことですが」
 ロシアのこちらのこともお話するのでした。
「樹海があるのですが」
「樹海?深い森だね」
「そこには入らないで下さい」
「ツンドラみたいに迷うんだね」
「しかも磁石が通じないです」
 このことも問題だというのです。
「ですから」
「入らない方がいいんだね」
「ロシアさんでもです」
 広大なツンドラには慣れているこの国でもというのです。
「くれぐれもご注意を」
「うん、そんな場所は必要でないとね」
「入らない方がいいですね」
「そうだよ、危ない場所にはね」
 最初から入らない、ロシアもこのことはわかっています。伊達にツンドラを知っている訳ではありません。


第七千二百九話   完


                    2018・8・11
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧