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ヘタリア学園

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第七千二百話  エトナ火山

第七千二百話  エトナ火山
 ロマーノも来てスイスに言いました。
「俺のところにもあるからな、山は」
「シチリアにであるな」
「ああ、火山がな」
「エトナ火山であるな」
「よく知ってるじゃねえか」
「神話にも出て来るである」
 ギリシア神話にというのです。
「テューポーンが封じられているである」
「ゼウスに負けてな」
 二本の脚が蛇の下半身で頭は百匹のドラゴンで全身に羽毛が生えていて周りに暴風が吹き荒れているとてつもない大きさの巨人でした。
「そうなったんだけれどな」
「その火山であるな」
「あれがあるぜ」
「うむ、イタリアは南北に山があるな」
「何なら観るか?」
「今度行かせてもらうである」
 観光はまたの機会にというです。
 イタリアは北にアルプス南に火山という地形です、長靴もその中身は文字通り山あり谷ありという状況です。


第七千二百話   完


                   2018・8・6 
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