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ヘタリア学園

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第七千百九十三話  実はばらばらで

第七千百九十三話  実はばらばらで
 ラトビアはあらためて思いました。
「バルト三国といっても」
「本当に違いますよね」
「一緒にされやすいですが」
 国民の人達も困った感じで応えます。
「それがですよね」
「民族も文化もそれぞれ違いますし」
「置かれている状況とかも」
「リトアニアは元々ポーランドと一緒で」
 ラトビアはまずは彼のことに言及しました。
「エストニアは北欧に近くて」
「特に最近そうですね」
「元々フィンランドさんのお隣ですし」
「そして僕は」
 ひるがえって自分はといいますと。
「真ん中でお友達も傍にいなくて」
「すぐ後ろにロシアさんがいるのは同じでも」
「辛いですよね」
「だからドイツさんを」
 頼ろうというのです、それで今日もドイツに行きますしEUの中でも何とかと頑張っていくのでした。


第七千百九十三話   完


                  2018・8・3
 
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