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ヘタリア学園

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第七千百八十九話  独立しても縁は 

第七千百八十九話  独立しても縁は 
 ラトビアも他のバルト三国の国々と同じくソ連から独立しました、ですがその辿っている道は二国とは違いまして。
「パートナー探しているけれど」
「これといってですね」
「いてくれないですね」
「真ん中にあるせいでしょうか」
「地理的にいないんですよね」
「そうです、ですからここは」
 ラトビアは国民の人達に応えて言いました。
「EUにも入ったし」
「ドイツさんとも交流を深めて」
「努力はしていますが」
「リトアニアやエストニアと違って」
 本当になのでした。
「頼りになるお隣がいてくれなくて」
「海の向こうのスウェーデンさん頼ります?」
「無口ですが親切ですし」
「それもいいですが」
 それでもというのでした。
 ラトビアは同盟国、頼りになるパートナーを何とか見付けようと悪戦苦闘しています、ですがそれでもなのでした。


第七千百八十九話   完


                  2018・8・1
 
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