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『ゴミ箱』

作者:零那
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『公害レベル』



どれだけの神経
張り巡らせて
どれだけ考えて
こうしてるか
知る由もないだろ

公害並みの騒音
おどれ等如き
解らぬ苦痛
過呼吸と頭痛に
悩まされ発狂

人は総てにおいて
鈍感なくらいが
生きやすい

図太い神経で
何食わぬ顔
苛立ち過ぎて
涙も止まらない

過呼吸も治まらず
頭痛も悪化して
ストレスからの様々な
症状に痛み苦しみ
頭狂いそうで
精神は冒されてく

家が苦痛で
居たくないなんて
帰りたくない
なんて...
あれ以来だろうか

あの頃とは違う
帰らなきゃ
ならないから
耐えるしかない

忌々しい家に
なり果てた此の家
其処だけが
居場所なんて
残酷過ぎる現実だ


 
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