サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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カツラ・コジロウside
コジロウ:「この上がシオンタウンだ」
カツラ:「ふむ。運転ご苦労様」
カツラとコジロウはサイドンロボで
地中を進み、シオンタウンにきていた。
シオンタウンにて
コジロウ:「随分と荒廃してるな。
これも人間同士の争いが原因か」
カツラ:「そうじゃな」
コジロウ:「で、用がある場所ってどこだよ」
カツラ:「まぁ着いて来ればわかるわい」
コジロウ:「あまり長居は出来ないからな。
早く済ませないと、俺たちもいつ襲われるか
分かったもんじゃない。
あの人間用モンスターボールにな」
カツラ:「その心配は無いじゃろ」
コジロウ:「え?どうしてそう言える」
カツラ:「この街での争いは終わった。
現に人が居ないじゃろ」
コジロウが周囲を見渡すと、
何人かの人が歩いたりしているが
争っている様子は無く、異様な程に
物静かな状況であった。
コジロウ:「どうもおかしいと思ったら
そう言いうことか、、」
カツラ:「あまり見ない方が良いぞ。
街に残っていると言う事は
それ分の実力者である事は確かじゃ。
下手に刺激せんほうが身の為じゃよ」
コジロウ:「うっ。怖い事言うなよ、、」
カツラ:「着いたぞい」
2人はシオンタウンの街中を歩き、
目的地に着いた。
その場所は、、
コジロウ:「この建物、、民家か?」
カツラ:「ボランティアハウスじゃよ」
コジロウ:「ボランティアハウス?」
カツラ:「正式に言うと、
元ボランティアハウスじゃが」
コジロウ:「へぇ、、。
でも何で今更こんなとこに、、」
コジロウ:「入るぞ」
コジロウ:「って無視かよ」
カツラの後に続くコジロウ。
インターホンを押し挨拶を済ませると、
2人は中へ入った。
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