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ヘタリア学園

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第七千七十六話  迷惑行為そのもの

第七千七十六話  迷惑行為そのもの
 ベルギーもルクセンブルグもオランダからそのお話を聞いて目が点になりました。
「えっ、ホテル代他国に出させるん?」
「車もですか」
「そや」
 オランダは二国に冷静に答えました。
「北朝鮮の上司はそうするんや」
「アメリカの上司の人と話す時にか」
「自国でお金は出さないのですか」
「ちなみにホテルは結構な値段や」
 一晩六十五万だそうです、日本円にして。ちなみに日本の上司の一番偉い人は三万円位だったそうです。
「車はアメリカの上司の人よりええの用意せえって注文してるわ」
「うわあ、自分でお金出さへんで」
「それはないですね」
「シンガポールの負担や」
 会談が行われるその国で、です。
「そうなるわ」
「それ位普通自国で出すで」
「軍事費や上司の人個人の贅沢費から出せばいいのでは」
 ちなみにこの二つで国家予算の半分近くを使っているそうです。
 このお話にベルギーもルクセンブルグも呆れました、お話をするオランダも。


第七千七十六話   完


                2018・6・5 
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