ヘタリア学園
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第七千四十三話 抗議も虚しく
第七千四十三話 抗議も虚しく
日本も流石に今回の事態には仰天して妹さんと一緒に運営担当の連合国の面々のところに来ました、そうして言うのでした。
「幾ら何でもあれはないのではないですか!?」
「ないからどうすればいいかわからないぞ」
「流石に完全に想定の範囲外だったある」
「何かね、もう最初自分が見たものが信じられなかったよ」
アメリカ、中国、ロシアの三国も唖然としたお顔になっています。
「これルール違反だよね」
「違反でも何の罰則に違反しているあるか」
「わからないぞ、そこが」
「あの、では今すぐにはですか」
準決勝で合同チームとあたることになっている日本は三国に尋ねました。
「対処は出来ないですか」
「悪いが試合は行ってくれ」
「処分するにしても協議してからある」
「それからになるからね」
「貴方達のお考えはわかりました、ですが」
残るイギリスとフランスはどうかと二国を見ましたが。
立ったまま灰になっていました、日本はその彼等を見て言いました。
「燃え尽きたボクサーかカイザのベルトを付けた人みたいになっていますが」
幸い国家なので死んでいません、ですがこの二国にはショックがあまりにも大きかったみたいです。
第七千四十三話 完
2018・5・20
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