| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

アイドルマスターシンデレラガールズ プロデューサーはジード

作者:末武克之
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第3話 復活の戦士A

リクは片手にベリアルのウルトラカプセルをじっと見ていた。
「プロデューサーさん」
後ろから卯月がリクに話し掛けた。
「どうしたの?」
リクは片手に書類を見ながら卯月を見た。
「プロデューサーさんに話があるんですけど」
後ろには智絵里が立っていた。
智絵里はリクの座っているソファーの向かい側に座った。
「どうしたの?」
リクは智絵里に聞いた。
「あ、あの、プロデューサーさん」
智絵里はリクにもじもじしながら下を向いていた。
「どうしたの?」
リクは智絵里をじっと見た。
「何でもないです!」
そう言って智絵里は走り出した。
リクはそれを見て何か違和感を感じた。
「プロデューサー」
後ろから話し掛けたのはちひろだった。
「どうしました?」
リクはちひろに近づいた。
「最近智絵里ちゃんが知らない人物に付まとわれてるらしいんですよ」
ちひろはそうリクに話した。
「わかりました。僕が智絵里の送り迎えをしましょう」
リクはそうちひろに言った。
「すみません、プロデューサー」
そうちひろは頭を下げて言った。


ーーー屋上ーーー


リクは片手にコーラを飲みながら街を見ていた。
「あの、プロデューサーさん」
後ろから誰かがリクを呼んだ。
「あれ?智絵里どうしたの?」
リクはそう智絵里に聞いた。
「あの、ごめんなさい。関係ないプロデューサーさんを巻き込んじゃって」
智絵里はそうリクに言った。
「気にしてないから安心して」
リクはそう智絵里の頭を撫でて言った。
「あっ!はい//////」
智絵里は顔を赤くして頷いた。


ーーー帰り道ーーー


リクと智絵里は歩きながら家に帰宅していた。
「あの、プロデューサーさん」
智絵里はリクに話し掛けた。
「ん?」
リクは片手に荷物を持ちながら智絵里を見た。
「あの、プロデューサーさんは彼女とか居ますか?」
智絵里はリクに聞いた。
「彼女は居ないかな?」
そう言ってリクは歩き始めた。
「そうなんですか」
智絵里はそう言って顔を赤くなりながらリクの隣を歩いていた。
「智絵里ちゃん」
リクは智絵里に話し掛けた。
「は、はい!」
智絵里はリクを見た。
「家に来る?」
リクはそう智絵里に聞いた。
「いいんですか?」
智絵里はそうリクに聞いた。
「うん、智絵里ちゃんの迷惑じゃなかったら」
そうリクは智絵里に言った。
「私は行きたいです!」
智絵里はそうリクに言った。


ーーー星雲荘ーーー


リクと智絵里は地下エレベーターに乗り地下の星雲荘に来た。
「うわぁ、広いですね」
智絵里はそう言った。
「暮らすには少し広すぎるけどね」
リクはそう言って冷蔵庫からコーラを取り出した。
「飲む?」
リクはそう智絵里に聞いた。
「は、はい!」
しかし智絵里は炭酸が苦手であった。
「あれ?飲んでないけど炭酸苦手?」
リクはそう智絵里に聞いた。
「は、はい」
そう智絵里は頷いた。
「ごめんね」
リクはそう言って冷蔵庫からオレンジジュースを出して別のコップに注ぎ智絵里に渡した。
「すみません」
智絵里はそう言った。
「気にしなくてもいいよ」
リクはそう智絵里に言った。
「ペガ!隠れてないで出てこいよ」
そうリクはリクの影に隠れているペガを呼んだ。
「よいしょ!」
ペガはそう言って影から出てきた。
「プ、プ、プロデューサーさん!その宇宙人は?」
智絵里はびくびくしながらペガを見た。
「初めましてペガッサ星人のペガです!」
ペガは頭を下げた。
「こいつはペガ、僕の友人だよ」
リクはそう智絵里に言った。
「そ、そうなんですか?緒方智絵里です!」
智絵里は頭を下げた。
「よろしくね、智絵里ちゃん」
ペガはそう言って造花のカーネーションを渡した。
「は、はい!」
智絵里はそう頭を下げた。


ーーー夜の街ーーー


裏路地で二人の人間が何か取り引きをしていた。
「これが、かつてエンペラー星人の使役していたインペライザーのカプセルか?」
そう男性はもう1人の男性に聞いた。
「ええ、ですがインペライザーは破壊されても再生する能力がありますがそれだけでは弱い。ですのでこのスペースリセッターグローカービショップカプセルもお付けしましょう」
そう言って男性はインペライザーを渡した男性にグローカービショップのカプセルを渡した。
「すまないな」
そう言って男性は姿を消した。


ーーー次の日ーーー


リクは自転車に乗り走っていた。
「あっ!プロデューサーおはようゴザイマス!」
挨拶したのはアナスタシアだった。
「おはよう、アーニャ」
リクはそうアナスタシアに挨拶した。


ーーー346プロダクションーーー


リクは片手にスマホを持ちながら事務所に入った。
するとアイドル5人が智絵里を囲んでいた。
「どうしたの?」
リクはそうアイドル達に聞いた。
「それが智絵里さんの手が熱くなったんです!」
そうありすはリクに言った。
「えっ!?」
リクは智絵里の手に触れた。
その温度は熱湯ぐらいの熱さだった。
「智絵里!何か不思議な力とか出なかった?」
リクはそう智絵里に聞いた。
「えっと、光の剣が出せます」
そう智絵里は言って左手から金色の剣を出現した。
「間違いない。リトルスターだ!」
リクはそう言った。
「えっ?リトルスターってプロデューサーさんが持ってるウルトラカプセルの基ですよね?」
小日向美穂はそうリクに聞いた。
「うん、でもリトルスターのカレラン分子は全て消えた筈なのに」
そうリクは言った。
「とりあえず、智絵里ちゃんにはプロデューサーさんが付いていて下さい!」
卯月はそうリクに言った。
「わかった!」
リクはそう頷いた。


ーーー夕方ーーー


リクと智絵里と卯月と凛とありすの5人は一緒に帰宅し始めた。
「すみません、私がリトルスター何かに掛かったせいで」
智絵里はそう泣きそうな顔で言った。
「気にしなくても大丈夫だよ」
卯月は智絵里の頭を撫でて言った。
「そうだよ、私達は仲間なんだから」
凛はそう智絵里に言った。
「仲間なら当然です」
ありすはそう言って歩いていた。


ーーー路地裏ーーー


「見つけたぞ!小さな光」
男性は片手にカプセルを二つライザーによく似た機械に装填した。
「インペライザー!グローカービショップ!」
[フュージョンライズ!]
[インペライザー!]
[グローカービショップ!]
[ヤプール!]
[インペラビショップ]
二大ロボットが融合してヤプール融合獣インペラビショップが出現した。


ーーー住宅地ーーー


リク達は歩きながらゆっくりと家に帰っていた。
「何だ?」
リクは何か後ろから音を聞いた。
それはインペラビショップが肩から光弾を放ちながら智絵里に近づいていた。
「プロデューサーさん!」
卯月はリクとフュージョンライズをしようと目で言った。
「いくぞ!卯月」
リクはそう卯月に言った。
「はい!」
リクはジードライザーと装填ナックルを両手に持ち二つのカプセルを装填ナックルに装填した。
「融合!」
[シュワッ!]
「相合!」
[フゥア!]
「「決めるぜ!覚悟!はぁあああ、ハッ!」」
[フュージョンライズ!ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!ウルトラマンジードプリミティブ!]
リクと卯月はウルトラマンジードプリミティブに変身した。
「いくぞ!」
ジードはそう言って走り出した。
『レッキングリッパー!』
卯月は両腕を大きく横に開いて赤い三日月状のエネルギーのスラッシュを放った。
インペラビショップに直撃しインペラビショップの腕は破壊された。
『やった!』
そう卯月は喜んだ。
「いや、まだだ!」
リクはそう言った。
リクの読みは当たりインペラビショップの片腕はアームから剣に変わった。
『そんな!』
卯月はインペラビショップの再生能力を見て驚いていた。
「ジード!負けないで!」
そう智絵里はびくびくしながら言った。
「おやおや、君たちは逃げないのかな?」
怪しい男が3人に聞いた。
「貴方誰ですか?」
ありすはそう男性に聞いた。
「私は?ハッ!」
男性は黒いスーツを外した瞬間極悪宇宙人テンペラー星人へと姿を変えた。
「宇宙人!」
凛はそう言った。
「さて、リトルスターを渡してもらおうか」
テンペラー星人はそう言って3人に近づいた。
「智絵里さん!貴女だけでも逃げてください!」
ありすはそう言った。
「えっ?」
智絵里はびくびくしながらありすを見た。
「逃げられると思うなよ!」
そうテンペラー星人は稲妻の様なムチを振り回しながら言った。
「っく!」
凛はどうするか考えた。
その時。
バコン!
テンペラー星人に自転車が直撃した。
「間に合った!」
そう言って来たのは高校生ぐらいの青年だった。
「貴様!」
テンペラー星人は青年を見てびびっていた。
「テンペラー星人!俺が相手だ!」
青年はそうテンペラー星人に言った。
「面白い!」
テンペラー星人はそう言って巨大化した。
「君たち、危ないから離れてろ!」
青年はそう言ってポケットから何かを取り出した。
「あの、貴方は?」
ありすは青年に聞いた。
「俺も彼と同じウルトラマンだよ。」
そう言って青年はカプセルの様な物を空に向けてスイッチを押した。
すると青年は黒い光に包まれた。
光が消えた瞬間智絵里達は上を見ると黒いウルトラマンが立っていた。
「ベリアル!」
リクはそうテンペラー星人を睨んでいるウルトラマンを見て言った。

Bパートへつづく
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧