【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
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決戦!バラン星域会戦 その3
前書き
作者がサイコロをふるデータの多さに悲鳴をあげる。
簡易版を考えないとエタるので何か手を打つ予定。
ガミラス艦隊の行動
バラン星守備 1
ボラー連邦第一艦隊攻撃 2
第二艦隊攻撃 3
第三艦隊攻撃 4
第四艦隊攻撃 5
第五艦隊攻撃 6
連合艦隊迎撃 7
ゲール艦隊 2
ダゴン艦隊 6
グスタフ艦隊 3
反射衛星砲台 射程外
惑星間弾道ミサイル発射基地 3
遊星爆弾発射基地 3
「ボラー艦隊に敵機接近!」
「ボラー第一艦隊が襲われています!!」
「ボラー第二艦隊にもガミラス艦隊が!
ミサイルと遊星爆弾もボラー第二艦隊に向かっています!!」
「待機していたボラー第五艦隊にもガミラス艦隊が!
ボラー第三・第四艦隊と共に迎撃に入るそうです!!」
戦いは地の利を得ていたガミラス艦隊が後方に待機していたはずのボラー第一艦隊を航空攻撃で奇襲した所から始まった。
待機していた三個艦隊にもガミラス艦隊が張り付き、俺たちの隣りにいたボラー第二艦隊はガミラス艦隊と惑星間弾道ミサイルと遊星爆弾の猛攻撃に晒されていた。
「本陣を叩けば勝ちという分かりやすい戦い方だよな」
「おまけに私達は後回しでも良いとたかをくくっている。
その代償は払ってもらわないとね」
俺のぼやきに叢雲のツッコミが冴える。
何か返そうと思ったらモニターにT-elos提督が映る。
「我々の旗艦級戦艦はエネルギーチャージを開始した。
ボラー第二艦隊を攻撃してきたガミラス艦隊を迎撃するつもりだ。
そちらは、万一に備えてモン・カラマリ艦隊と共に周囲を警戒して欲しい」
「了解した」
状況的には罠にハマったという所だろうか。
その罠を圧倒的数で押しつぶそうとしているのがボラー帝国の戦い方らしい。
「司令官。
私達もチャージを始める?」
取り付けた惑星破壊兵器であるスーパーレーザー砲のチャージを叢雲が確認し、俺はそれを頷いて了承する。
射程圏内に入っているし撃てばバラン星は破壊はできるだろう。
その後の再チャージまでの間、ガミラス戦闘機からの攻撃をかわせるかどうかは別の話になるが。
「とりあえずはチャージは始めてくれ。
万一の場合はワープで逃げるぞ」
その万一が起こるとか思えなかったのだが、戦況を管理していた鹿角さんの報告に俺と叢雲は額に手をかざして天井を仰いだ。
「司令官。
ボラー第一艦隊とガミラス艦隊の戦闘の結果が出ました。
大変な事になっています」
ガミラス戦闘機隊の攻撃
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 5424機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 2772機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 2772機
ボラー艦隊の迎撃
ボラー戦闘機 17814機
撃墜数 1000d計算
ガミラス艦隊
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 690+694+278+171+533+100+555=3021機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 359+895+648+473+837=3212機 (オーバーキル)
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 374+447+799+526+121=2267機
ボラー第一艦隊防空網を抜けた戦闘機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 423機
三勢力合同艦隊に攻撃できた戦闘機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 391機
ボラー第一艦隊 損害
戦艦 A 10隻 中 13隻撃沈 オーバーキル
戦艦 B 15隻 中 6隻撃沈
大型空母 143隻 中 17隻撃沈
戦闘空母 15隻 中 322隻撃沈 オーバーキル
デストロイヤー艦 819隻 中 33隻撃沈
ボラー第一艦隊
ボラー戦闘機 466+738+197+612+869=2882機撃墜 一万機以上の戦闘機がガミラス艦隊を攻撃
ゲール艦隊損害
ガイデロール級航宙戦艦 142隻 中 120隻撃沈
メルトリア級航宙巡洋戦艦 19隻 中 84隻撃沈 オーバーキル
ガイペロン級多層式航宙母艦 190隻 中 150隻撃沈
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 172隻 中 169隻撃沈
クリピテラ級航宙駆逐艦 475隻 中 382隻撃沈
「ボラー第一艦隊旗艦撃沈されました!
艦隊が混乱しています!
司令官バルコム提督の生死不明!!」
「ボラー第一艦隊を叩いたガミラス艦隊は壊滅状態ながらもなおも健在!!」
ボラー艦隊の行動
1 混乱
2 撤退
3 継戦
4 継戦
5 継戦
6 撤退
第二艦隊 6
第三艦隊 5
第四艦隊 6
第五艦隊 4
「ボラー艦隊内で混乱が広がっています。
第二艦隊と第四艦隊が撤退を開始。
第三艦隊と第五艦隊が継戦を決定。
ガミラスと戦っている第二艦隊は我々に支援を要請しております」
「その第二艦隊と第五艦隊の戦闘はどうなっている!?」
ガミラス戦闘機隊の攻撃
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 5424機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 2772機
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 2772機
惑星間弾道ミサイル 920発
遊星爆弾 973発
ボラー艦隊の迎撃
ボラー戦闘機 17814機
撃墜数 1000d計算
ガミラス艦隊
空間艦上戦闘機DWG109 デバッケ 252+440+246+710+526=2174機
空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ 695+752+668+909=3024機 (オーバーキル)
空間雷撃機FWG97 ドルシーラ 515+641+648+708+991=3503機(オーバーキル)
惑星弾道ミサイル 401+325=726発
遊星爆弾 637発
ボラー艦隊の砲撃
惑星弾道ミサイル 65発
遊星爆弾 461発(オーバーキル)
ボラー第二艦隊防空網を抜けた戦闘機
惑星弾道ミサイル 54発
ボラー第一艦隊 損害
戦艦 A 10隻 中 2隻撃沈
戦艦 B 15隻 中 1隻撃沈
大型空母 143隻 中 8隻撃沈
戦闘空母 15隻 中 41隻撃沈 オーバーキル
デストロイヤー艦 819隻 中 2隻撃沈
ボラー第一艦隊
ボラー戦闘機 889+148+9+949+551=2546機撃墜 一万機以上の戦闘機がガミラス艦隊を攻撃
グスタフ艦隊損害
ガイデロール級航宙戦艦 142隻 中 94隻撃沈
メルトリア級航宙巡洋戦艦 19隻 中 8隻撃沈
ガイペロン級多層式航宙母艦 190隻 中 115隻撃沈
ケルカピア級航宙高速巡洋艦 172隻 中 474隻撃沈 オーバーキル
クリピテラ級航宙駆逐艦 475隻 中 62隻撃沈
旗艦級戦艦リバイアサン ドゥームズデイ オブリビオン 威力 56+81+52=189
グスタフ艦隊損害
ガイデロール級航宙戦艦 48隻 中 18隻撃沈
メルトリア級航宙巡洋戦艦 11隻 中 15隻撃沈 オーバーキル
ガイペロン級多層式航宙母艦 75隻 中 48隻撃沈
クリピテラ級航宙駆逐艦 413隻 中 108隻撃沈
ボラー第三・第四・第五艦隊VSガミラスダゴン艦隊の結果 5
1 ダゴン艦隊全滅
2 ダゴン艦隊全滅
3 ダゴン艦隊全滅
4 ダゴン艦隊全滅
5 ダゴン艦隊全滅
6 ダゴン艦隊全滅
7 ダゴン艦隊足止め成功
8 ダゴン艦隊足止め成功
9 ドメル艦隊帰還
0 ガミラス艦隊勝利
「ボラー第二艦隊とガミラス艦隊の戦闘は継続中。
このまま砲撃戦に移れば勝てそうだけど、第二艦隊は撤退を希望しているわ。
背後で足止めしようとしたガミラス艦隊は全滅させたって。
こっちも、ボラー第三艦隊と第五艦隊が戦いたがっているけど、第四艦隊が撤退したがって指揮系統がめちゃくちゃ」
叢雲の呆れ声に俺も苦笑で返す。
このまま戦ってもドメル艦隊に勝てる可能性は高い。
だが、それは三倍の戦力差とはいえ名将ドメル相手に死線を潜ることを意味する。
脳裏に浮かぶのはボラー第一艦隊の惨状だ。
一割が攻撃できるとして一万という戦闘機の数だと千機が艦艇の攻撃に参加する事になる。
その数が集中するとこの叢雲すら落ちるという可能性をボラー第一艦隊は示していた。
名将ドメル提督の放つ戦闘機を完封するのは無理だ。
俺たちはこの物語の主人公ではないし、主人公になるつもりもない。
「ハイパーレーザー砲発射。
目標はバラン星」
楽して勝ててこちらの損害は無し。
ならば、ここは勝ち逃げさせてもらおう。
バラン星はガミラス銀河系方面軍の総司令部があり、ガミラスの大マゼラン星雲と繋ぐワープゲートがある場所だ。
ここさえ潰してしまえば、ガミラスの兵站は崩壊する。
「ハイパーレーザー砲カウント一分前。30秒前。
10秒前、9、8、7……」
叢雲の読み上げの声に、俺は震える手を握りしめる。
星一つとそこに居る命全てを奪う決断の重さを隠し、俺は武蔵さんに命じる。
「ハイパーレーザー砲発射後に、T-elos提督に撤退を打診しろ。
拒否された場合は、ボラー第一艦隊の支援に向かうという事で退路を確保する」
「3…2…1…0。発射」
そして、バラン星という星が大爆発と共に消え去った。
T-elos提督の決断 1
1 撤退
2 撤退
3 撤退
4 交戦
5 交戦
6 交戦
バラン星破壊という戦略的勝利を得たことで、残ったボラー艦隊も撤退を開始する。
ボラー艦隊と合流した時にドメル艦隊が戻ってきたが、まだ交戦可能な艦隊が四個艦隊もある為に手を出さすに、射程外からガミラス残存艦隊を救助するに留まっていた。
「この戦いはどう評価されるんだろうな?」
警戒を武蔵さんと鹿角さんの二人に任せて俺と叢雲は、観戦武官として乗り込んでいた古代守・真田志郎・新見薫・東雲愛歌相手に雑談を楽しむ。
まだ手が震えているのは、星1つをまるごと消し去った命の重みを感じているからだろう。
「こちら側の戦略的勝利だろうが、問題もあったというやつだな。
ガミラス艦隊は打撃を受けた上に、ガミラス本国との連絡線を寸断された。
ワープ網の構築にはかなりの時間がかかるだろう」
真田志郎が俺のぼやきに突っ込み、その後を古代守が引き継ぐ。
「むしろ、この後大変なのはボラー連邦だろうな。
勝ち戦があわや敗北に追い込まれたんだ。
内部はかなり揉めるだろうな。
お前ら、それも狙っただろう?」
「わかる?」
古代守の言葉に叢雲が薄く笑う。
バルコム提督が戦死した時点で指揮系統の混乱が起き、その指揮に一時的に従っていた俺たち連合艦隊が戦果をあげたのだ。
ドメル艦隊と戦うと息巻いていたボラー第三・第五艦隊は、逃げ出したい第二・第四艦隊に引きずられた上に俺たちが戦果をあげた上で撤退に動いたので、ついに撤退に同意した。
ガミラスと争いつつもかつての銀河の覇者として拡張路線を取っていたボラー連邦はその内部でかなり揉めるだろう。
「だけど良かったのですか?
ここでガミラスを完全に叩いた方が良かったのでは?」
新見薫の疑問に俺はわざと笑顔を作る。
なお、俺たちは殿を志願しており、ボラー艦隊が次々とワープして消えてゆくのがモニターに映っていた。
「戦闘には勝てただろうな。
だが、戦争は続く。
ガミラス相手にどこかで戦争を終わらせないといけないんだ。
そのためにも、完全に勝利してガミラスの敵対心を煽るのは悪手さ」
俺の質問に東雲愛歌が気づく。
そんな切り札と言ったら一つしかなく、それを利用する為に彼女が動かす船が作られているという事を。
だから俺はその一言を彼女に告げた。
「そうさ。
ガミラスの掲げるイスカンダル主義の元であるイスカンダルの王女、ユリーシャ・イスカンダルさ。
彼女こそこの戦争を終らせる鍵になるだろうよ」
後書き
証拠写真
https://twitter.com/hokubukyuushuu/status/989812762598494208
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