進め!ブラックマジシャンガール!
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学校(廊下)にて、、、
ツカサ:「えーと、夜上君夜上君…」
ソニックバード(おい、主はどこ向かって
るんだ?)
アックスレイダー(何故再び学校に…)
マジシャンガール(きっと、夜上君のカードを
一緒に探してあげるつもりなのよ)
ホーリーエルフ(もう帰ってんじゃない?)
ツカサ:「先生!」
先生:「お、ツカサじゃないか。
どうした?お前さっき
帰ったんじゃなかったか?」
ツカサ:「あの…夜上君は……」
先生:「夜上?あいつならさっき先生と
少しお話をして、カードを学校に持ち込んだ
罰として中庭で雑草取りをしてるぞ?
何だツカサ、夜上に何か用か?」
ツカサ:「いやその…無くしたカード、
見つかったかなと思って……」
先生:「あぁその件か。その件なら
心配しなくても大丈夫だぞ?」
ツカサ:「えっ、あったんですか?」
先生:「いや、そうじゃないが、
そうだな……よし。ツカサには特別
教えてやる。実はな、さっき夜上と
約束して、もう学校にカードを持って来ない
なら、紛失したカードと同じカードを
買ってやるって、先生言っておいたんだ」
ツカサ:「同じカードを?」
先生:「あぁ。お前達の間で流行ってる
カードゲームはここ数年で凄い人気だし、
欲しいカードが中々手に入らないって事は
先生も知っている。だから先生が
夜上の代わりにと思ってな」
ツカサ:「え?どうやって手に入れるの?」
先生:「ふふん。先生はお前達と違って
大人だから、情報収集や入手方法まで色々と
やり方が違うんだ♪」
ツカサ:「そうなんだ…」
先生:「これはツカサと先生だけの
秘密だぞ?他のみんなにバレたら
”カードを紛失しても先生が買ってくれる”とか
言い出す可能生があるからな」
ツカサ:「あ、はい…でも、どうして
僕には教えてくれるの?」
先生:「二年前からお前達の担任を
やって来たけど、お前は素直だし約束は
守れる子だからな♪特別だ特別。
でも、勉強はちゃんとしろよ?
それとこれとは話が別だからな」
ツカサ:「あ、はい……」
校内放送(佐藤先生、佐藤先生、お電話です)
先生:「おっと、じゃあツカサ。
気をつけて帰れよ?あ、お前は
一度帰ってるんだっけ…気をつけて帰れよ?」
ツカサ:「あははっ…ありがとう先生」
先生:「おう。じゃあな」
マジシャンガール(先生…ウチの主を
卒業まで宜しくお願いします)
ソニックバード(若い癖にやるなぁ)
ツカサ:「……よし」
その後、主は駆け足で玄関を出た。
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