進め!ブラックマジシャンガール!
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2時間目〜国語
先生:「火星は我々人類が将来
移住する惑星の候補として
挙げらているんだが、その理由は…」
マジシャンガール(主、ちゃんとお話しを
聞いてるわね♪学校が終わったら
いっぱい遊べるから、それまで頑張って♪)
先生:「太陽系の中で最も
生命活動に適した環境であると…ツカサ、
まだ寝るには早いぞ?ちゃんと起きろ」
ホーリーエルフ(寝てんじゃん)
リグラス(6時間目まで勉強するのですか。
小学生も大変ですねぇ…)
エルフの剣士(人の子は皆、そうやって大人に
近づいていくのだろう。人の成長は面白い)
ソニックバード(どこがだよ。俺もう飽きた)
ホーリーエルフ(もう帰りたいんですけど)
人喰い虫(デュエルの役に立たねぇな)
マジシャンガール(えーと、主と
仲良くなれそうな子は……)
ソニックバード(おいおい、そこまで
考える必要あんのかよ)
マジシャンガール(当たり前でしょ?
もしも主に何か困った事があったら
どうするの?ちゃんと助けになってくれる
人が居ないと大変だもん)
ソニックバード(田中がいるじゃん)
人喰い虫(所詮ガキの人付き合いだろうが)
マジシャンガール(えーと…あっ!
あの子はどうかしら!消しゴムの粕で
練り消しを作ってる窓際の子♪)
ソニックバード(ダメだ。聞いてない)
リグラス(ガールは優しいお方ですねぇ♪)
アックスレイダー(練り消しとは何だ?)
マジシャンガール(主と仲良くなれます
ように♪)
ホーリーエルフ(マジ過保護すぎ)
私達が授業を観察していると、
突然教室中に警報が鳴った。
ソニックバード(なんだなんだ!)
アックスレイダー(敵襲か!!)
マジシャンガール(違う違う。避難訓練が
開始されたのよ♪)
リグラス(みんな教室から出て行きますねぇ)
エルフの剣士(これが避難訓練と言うものか)
しばらくすると教室には誰も居なくなり、
私達はちょっとだけ教室を探索する事にした。
マジシャンガール:「よぉし!あと30分は
誰も来ないはずだから、ちょっとだけ
主の教室を探索しましょ!?♪」
モンスターズ:「うぉぉぉ!」
ソニックバード:「金魚だ金魚!
教室に金魚がいるぞ!!」
人喰い虫:「なんだテメェ、俺とやんのか?」
ホーリーエルフ:「めっちゃ口
パクパクしてるんですけど」
アックスレイダー:「ふむ…これが練り消し…」
リグラス:「後ろには統一して書かれた
書き物がありますねぇ」
エルフの剣士:「これは”習字”と言う物だろう。
”創造する心”か…」
パロットドラゴン:「OH!
This is a Toon Would!」(版画)
マジシャンガール:「みんなあまり物を
いじらないでね?バレたら大変だから」
みんなが教室にある物に興味を抱いてる中、
私はとりあえず主の机に向かった。
マジシャンガール:「主ったら机の上が
グチャグチャね…整頓してあげよっと♪」
無駄に出してある鉛筆と、国語の授業じゃ
使わない分度器や三角定規を確認した私は
とりあえず机の上を片付けてあげる事にした。
マジシャンガール:「主ったら、
赤ペンのキャップに定規なんか差しちゃって、
飛行機でも作ってたのかしら…」
ソニックバード:「おい!
餌あげてみようぜ餌!」
人喰い虫:「どこだよ餌」
ホーリーエルフ:「これじゃない?
生き物係って書いてあるけど…」
ソニックバード:「エルフ!ちょっと
押さえてくれ!俺と人喰い虫で開けるから!」
エルフの剣士:「ふむ…”六年一組の誓いか”」
リグラス:「1、元気な挨拶。
1、健やかな体。1、助け合いの心。
……これが、このクラスの掟なのですねぇ」
アックスレイダー:「斬れん…」(練り消し)
マジシャンガール:「よいしょっよいしょっ。
ふぅ…これで片付いたわね♪」
ソニックバード:「せぇのっ!」
人喰い虫:「うぉらっ!」
ザバァァ(棚に散らばる餌)
ホーリーエルフ:「ちょっ!中身全部
出ちゃったじゃない!」
ソニックバード:「ありゃ…やっちゃった」
人喰い虫:「気にすんな。
後は生き物係の仕事だ」
マジシャンガール:「ちょっと!貴方たち
何やってるのよ!早く片付けて!」
私達が教室でワイワイやってると…
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