ロボスの娘で行ってみよう!
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第1話 銀英伝へこんにちは
なんか、書きたくなったけど、
続くかは不明です。
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第1話 銀英伝へこんにちは
ある日、メゾネットタイプマンションで、38歳独身OLがOVA銀英伝を見ながらラインハルトやヤン批判をしながら酒飲んでくだを巻いていた。
「やっぱ、クソ餓鬼は嫌だね。ヤンも甘ちゃんだけどさ未だマシだよね」
先ほどから10本目のチューハイを開け飲み始めた。
「プファー旨いねー、梅酒サワー最高!」
「大体ヤンもヤンだよな。イゼルローン要塞取るんじゃなくて壊してしまえば良いのにな!」
支離滅裂な言動である。
「ウゲー、気持ちわるートイレトイレ」
そのままトイレに吐きに行く途中階段から足を滑らした彼女はそのまま頭部を強打し、
自分が死んだことも気づかずに、あの世へと旅立ったのである。
んー痛たたた。真っ暗じゃん今何時だ?
ん?腕時計が無いな。どっかへ落としたっけ?
ん?目が慣れてきたな。はぁ?何だこの手はスゲー小さいぞ、まるで子供の手じゃん!
おっ電気が付いたけど、ここ家だよな誰か来るじゃん、泥棒かよ!
まじーぞ、動けないんだよー。縛られたか!
犯される!!声を出そうとするんだが、叫び声しかでねーぞ!
出川哲朗じゃないけど。やばいよやばいよ!!
「あらあら、リーファちゃん起きたのかしら?」
はっ?英語かよしかも女の強盗かい!
女が近づいてくる、しかもでかい巨人だ!
ゼントラルディー人程じゃないが十分な巨人だ。
巨人の強盗って何なんだよ!
「リーファちゃん、おしめを替えましょうね」
脱がせられる、????んちょと待て落ち着こう。
今の状態は巨人に抱かれて居る。
体を見よう、??????
あ”!小さいじゃんか。赤ん坊の体だぜ!!
夢ですかね、夢ですね。飲み過ぎで眠ってるんだな、じゃあ又寝ようお休みなさいー!!
「あらあら、リーファちゃん気持ちよくて眠っちゃたわね」
リーファです、15歳になりました。いやはや夢だと思っていた赤ん坊の時期が懐かしいですね。
まさか死んでるか、意識不明か判りませんが、変な世界へ転生したみたいなんですよね。
転生ですよ2次小説に良くあるやつですが、神様が出てチートくれるとかは全く無し何なのか不明ですよ。
ある程度判るようになったのが5歳を越えた辺りからで、
この世界が宇宙暦を使う世界で同盟軍だとか帝国軍だとかの世界と聞いた時は、
銀英伝だと思いましたよ。
調べてみるとまさに銀河英雄伝説の世界でした。
私は、自由惑星同盟に生まれたわけでした。
帝国ならラインハルトを排除してイケイケドンドン出来るかも知れないけど、
同盟じゃねー、先行き不安じゃないですか!
生まれた年は宇宙暦768年7月22日なんですけどね。
これってヤンとアッテンボローの丁度中間なんですよね。
それは良いんですが、両親がていうか、父親が問題でしたよ。
「おーい、リーファ。そろそろ出かけんと士官学校の入学式に遅刻するぞ」
「はい。お父様」
「うむ、お前も士官学校へ入るのなら、トップを目指せ。
我がロボス家の誇りになるのだ!」
「はい」
「では向かうとするか」
そうなんですよ、私の名前は、リーファ・ロボス。後の宇宙艦隊司令長官ロボス元帥の娘として生まれてしまったんです。
あー、キャゼルヌ先輩か、グリーンヒル大将の子に生まれたかった。
嘆いてもしょうがないので、何とかしようとあがきましたが士官学校へ行くことに成ってしまったのでした。
取りあえず、銀英伝の世界へ来たと判ったときから、覚えている限りの原作知識を書き写しておきましたよ、いつか役に立つんじゃないかと思いましてね。
士官学校の試験に役立つとは思いませんでしたけどね。
入学式は滞りなく終わりましたよ。
シトレ校長の訓辞も全然長くないですから、考えるにヤンの超短いスピーチの原点かも知れませんね。
ヤンとかラップとかワイドボーンを見つけようとしても判らないですね。
入学試験で4880人中4番だったそうなんですが、
そんなに難しい試験はじゃ無かったんだけど、
前世で21の時受けた海上自衛隊の幹部候補生テストより簡単だったんだけどね。
無論受かりましたよ、けどね30歳の時セクハラされて辞めたんだよね。
くそー!今でも頭に来る!!
今度しやがったら、只じゃおかねーぞ!!
まあロボスの娘にちょっかい出す奴は居ないだろうけどね。
まあ4年間ゆるゆるとやりますか。
まずは人脈づくりだね。
ヤンとラップに会いにいけたらいこっと。
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