| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千九百四話  ロシアは解除された

第六千九百四話  ロシアは解除された
 モナコは自分のところで遊び続けているロシアに尋ねました。
「そういえば貴方はオリンピックに参加していなかったが」
「公にはね」
 このお話は少し残念そうに返すロシアでした。
「そうだったね、けれどね」
「解除されたが」
「うん、パラリンピックからね」
 まさに今はじまっています。
「また公式に参加してるよ」
「そうだな」
「何か今回のオリンピックは君達にとっては衝撃的だったね」
「全くだ、しかし貴方は参加しなかった」
「幸か不幸かね、とにかくね」
 さらにお話するロシアでした。
「僕はまた参加するから」
「東京からだな」
「そうなるよ、けれど何かね」
 ここで微妙なお顔になってこんなことを言うロシアでした。
「オリンピック委員会の決定って不透明だよね」
「それはあるな」
 モナコも否定しませんでした、どうもオリンピック委員会という組織はそんなところがあるみたいです。


第六千九百四話   完


                   2018・3・11 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧