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ヘタリア学園

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第六千八百七十五話  二種目で

第六千八百七十五話  二種目で
 チェコの選手の人がスノボとスキーで金メダルを獲得してでした、チェコは鼻高々になって言いました。
「わたくしの誇りですわよ」
「よかったね」
 そのチェコにスロバキアが応えます。
「今回の大会は大災害の中でやってるみたいだけれど」
「その中でも選手の皆さんは頑張ってくれていますわ」
 それでというのです。
「よかったですわ」
「そうだね、いよいよ閉会式だしね」
「何かあっという間でしたわね」
「ノロウィルスやら冷たいシャワーやら風やら極寒やら心配ごとばかりだったけれど」
「やってくれましたわ」
 選手の人達はというのです。
「彼は讃えたいですわ」
「俺もそう思うよ、スポーツは嫉妬なく讃えないと」
「あら、貴方にしてはいいことを言いますわね」
「チェコとは色々あり続けてるけれどね」
「そこは置いておいてですわね」
「うん、祝福させてもらうよ」
 是非にというのです、チェコだけでなくスロバキアもこの選手の人のことを心から祝福するのでした。


第六千八百七十五話   完


                 2018・2・25
 
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