ヘタリア学園
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第六千八百六十九話 おいてきぼりにして
第六千八百六十九話 おいてきぼりにして
パシュートで何故か韓国女子チームは三人目の人を置いていってゴールしてからその人の責任にしましたが。
その状況を見てノルウェーも唖然となりました。
「なして置いていっただか?」
「最後の選手のタイムが記録になるだっぺが」
デンマークも言います。
「しかも三人目の人の責任にしているっぺよ」
「チームワークどうなってるだ」
「それで大統領府に選手資格剥奪の要望だっぺが」
「スポーツと政治は関係ないだ」
少なくとも建前はこうなっている。
「僕全く訳がわからないだ」
「俺もだっぺよ」
「この騒動どうなってるだ」
「もう滅茶苦茶だっぺよ」
北欧の二国はこの事態にカオスなものさえ感じていました。
それで、です、ノルウェーはあらためて言いました。
「人智を越えた大会だと思うだ」
「あらゆる意味でだっぺな」
「まさにモルゲッソヨだ」
この言葉も思い浮かべたノルウェーでした、今回の大会に参加していてあの像は大会の象徴に思えてきたのです。
第六千八百六十九話 完
2018・2・22
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