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ヘタリア学園

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第六千八百五十八話  開会式の声

第六千八百五十八話  開会式の声
 イギリスは開会式の入場の時を思い出して言いました。
「俺と選手への声援まるでなかったな」
「俺もだったな」
「私もです」
「僕もだ」
 フランス、オーストリアさん、ノルウェーもでした。
「冬のオリンピックでは注目されていつも声援を受けるだが」
「大選手団だったのですが」
「何で声援がなかったんだ?」
「僕は少しあったぞ」
「僕はほんの少しだったある」
「私は静寂でした」
 アメリカに中国、日本も出てきました。
「私はブーイングを覚悟していましたが」
「例年より声が小さかったあるな」
「何か静かだったぞ」
「それで最後になったらだったからな」
 イギリスはどうかというお顔になって言いました。
「開催国とその兄弟ってことがあってもな」
「俺達にも声が欲しいのが本音だよ」
 フランスは開会式の時を思い出して言うのでした、開会式では各国の入場の時やけに静かだったのです。


第六千八百五十八話   完


                   2018・2・16 
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