ヘタリア学園
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第六千八百三十四話 零下数十度で粗食だと
第六千八百三十四話 零下数十度で粗食だと
フィンランドは真剣に心配するお顔でイギリスとフランスに言いました。
「あの、平昌は零下三十度位と聞いています」
「ああ、それでだよな」
「刑務所かっていう飯だとだよな」
「そんな状況ではとても」
それこそと言うフィンランドでした。
「スポーツどころか観戦すら」
「ちなみにチケット四分の三も売れたぞ」
「盛り上がってるだろ」
「えっ、それは凄いですね」
皮肉抜きにこう思ったフィンランドでした。
「アジア大会ではガラガラだったそうですが」
「それがそれだけ売れたんだよ」
「凄いことだろ」
「驚きです、しかしあらためて言いますが」
そんな食事ではというのです。
「選手村で出されるお食事も」
「だからアジア大会では半分がキムチだって書いてただろ、アジア大会では」
「肉が少なかったってな」
「普通にスポーツが出来るのでしょうか」
このことを真剣に危惧するフィンランドでした、寒い国だけに寒さの中でスポーツをするには何が大事なのかをわかっているからです。
第六千八百三十四話 完
2018・2・4
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