| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千八百二十一話  しかも開会式の日に

第六千八百二十一話  しかも開会式の日に
 日本は上司の人に訪韓の際のスケジュールを確認してから尋ねました。
「あの、普通に開会式の日にです」
「会談ですね」 
 今回は官房長官の人が応えてくれます。
「その日に開かれますね」
「またこれは」
 日本は唖然としつつ言うのでした。
「凄い日にですね」
「大した問題ではないかと」
 上司の人は日本に淡々として返します。
「特に」
「いえ、凄いですよこれは」
「若しこの日に行われないなら」
「別の日ですか?」
「どうなるかはあちら次第です」
 平然と凄いことを言います、この人の常ですが。
「勿論あちらが何をしてもです」
「韓国さんの失態ですか」
「上司の方もですね」
 ここでも凄いことを言う上司の人でした、開会式の日に会談を行うなぞあまりにも強烈過ぎる日程でした。


第六千八百二十一話   完


                   2018・1・29
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧