ヘタリア学園
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第六千八百十三話 先の先まで読みきっているかも
第六千八百十三話 先の先まで読みきっているかも
急遽開会式に参加することにした日本の上司の人ははっきりと言いました。
「合意のことと連携のことをね」
「直接ですか」
「選手の人達への激励も必要だし」
「むしろその二つが、ですね」
合意と連携がとです、日本にもわかりました。
「重要ですね」
「そう、私が今回訪韓するのは」
「まさに直談判ですね」
「さもないとね」
それこそというのです。
「あちらの上司の人には通じないだろうし」
「あの、ですが直談判されても」
「わかっているよ、言ってもね」
「韓国さんや国民の皆さんが」
あちらのです、日本の国民の人達ではなく。
「どう言われても」
「それもわかってだろ、それならそれでね」
「そういうことですか」
困るのはどちらか、もう言うまでもありませんでした。日本の上司の人は全てわかっているうえで訪韓するみたいです。
第六千八百十三話 完
2018・1・25
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