転生旅行
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第十三部[BLEACH物語]
外伝
外伝にじゅうさん[一護100%]
前書き
外国に漫画の原本なんて持ってきてないから
時系列が狂うかもしれないけどそこは許してくれると嬉しいです。
一応調べて書いてるから無いとは思うけど。
一護って名前を聞いて題名はこれしかないと思った。
内心では謙虚な一護君
仕事前に投稿。
俺が物心ついたとき、
同年代の子供たちからは殆ど無視されていた。
俺と関わるのは井上姉妹ぐらいで他の人は関わってこない。
なんでだろう?
・・・
両親と祭りに行った。
焼きそば屋さんの焼きそばが今まで食べたどの料理よりもおいしかった。
かーさんが目を剥いて驚いていたのを見たのは後にも先にもあの時だけ。
その後に極道の爺さんみたいな人と話してたから離れたけどあの後から祭りであの焼きそば屋さんを見たことは無い。
・・・
井上姉妹って身体能力のスペックが可笑しいと思う。
一応両親に鍛えられてるのに全然勝てない。
かーさんが言ってた女の子の成長が速いって本当なんだね。
井上姉妹のお兄さんは優しい人だった。
・・・
母さんからは滅却師の技術を、
父さんからは死神の技術を学ぶようになった。
そんなものより霊力の制御が恐ろしく難しい。
・・・
見覚えは無いはずだけど何処かで会ったことがある気がするおにーさんが霊力の制御方法についてアドバイスをしてくれた。
とても分かりやすかった。
一般人にしか見えなかったけど霊力の制御が完璧だったからなんだ。
他にもいろんな技術や知識を教えてくれた。
捜しに来た母さんが警戒していた理由はなんでだろう?
・・・
師匠に出会った。
あれ・・・何かが可笑しい。
前回と見た目が変わってない気がする。
両親に鍛えられてそれなりに自信があったのに師匠の張る結界の解析が全くできなかった。
鍛えてもらったのは十日間だけだったけど正直実力は倍くらいになったと思う。
師匠は化け物だ。
霊力は俺の方が多いのに1/100の量の霊力で同じ事が出来る師匠はほんと何って感じ。
無駄を省いただけって言ってたけど。
俺もできるようになるのかな?
新しい技術を幾つか習った。
修行の内容は地獄だったけど自分的には大満足な結果。
・・・
井上姉妹のお兄さんが交通事故で死んだ。
なんて声を掛けたらいいんだろう?
何日も経たずに立ち直ってたけど本当に大丈夫?
・・・
死神が虚退治を苦戦していたので援護をしたら付きまとわれるようになった。
なんで?
死神の名前は朽木ルキアというらしい。
・・・
最近虚の被害が多い。
石田家は何をやっているのやら。
・・・
石田家の雨竜君に勝負を挑まれた。
虚をどちらが多く倒せるか?
一日10匹くらいしか出会わないけどそれでいい? (十分多い)
・・・
やろう、やりやがった。
虚用の撒き餌とか頭おかしい。
体感で一分間に二~三十体倒してる。
やべぇ。効果時間何時間だ?
大規模な死神の介入で何とか犠牲者ゼロで済んだ。
最下級大虚を20匹くらい倒したあたりで記憶が曖昧。
井上姉妹と茶渡が霊能力に目覚めたのは驚いたけど。
修行仲間が増えていいと思う。
ルキアが死神に連れていかれた。
なんでも虚を呼び寄せる薬を使ったテロリストと共謀していたかららしい。
彼女は完全害者です・・・
うん、俺も隊長格4人と副隊長4人に襲われて霊力の元となる部分を壊された。
それが罰だって。
副隊長と4人は倒したけど最後の包帯ぐるぐる巻きの剣士に負けた。
疲れて無かったら勝ったし、生き残ったから勝者だし・・・
一人だけ格がちげぇ
ルキアの罰は処刑・・・
流石に見捨てるのは無いね、
助けに行こうと思う。
どうやって霊力を回復しようか。
俺の喧嘩で親を巻き込むなんて恥ずかしいことできないし。
家族を巻き込むのは違うと思うし。
・・・
浦原喜助って名乗った帽子の人が手を貸してくれるらしい。
助かります。
「見せてやる、これぞ我が命、我が輝き、正義装甲ジャスティス鉢巻き装~着!!」
「実は後ろのボタンを押すと装着できます」
ひでぇ
幽体にされて肉体と幽体をつなぐ鎖を切られた時はぶん殴ろうかと思った。
虚化しかかるし。
マジでいいとこなし。
でも始解を覚えられたのは収穫。
斬月が言うには俺が強すぎて必要なかったから声が聞こえなかったとか。
確かに包帯ぐるぐる巻きの奴以外で苦戦らしい苦戦したことなかったな。
これで助けに行ける。
ルキア今助けに行くぜ、
メンバーは俺、井上姉妹、茶渡、石田、あとマスコットの夜一さん。
・・・
尸魂界に付いたけど江戸時代?って感じの長屋が沢山ある。
これが首都だと思うとあんまり進歩して無い世界だと思う。
門番の兕丹坊って言う巨人と茶渡の戦いは見ていてスカッとした。
小手先の技に頼らない殴り合いは見ていて気持ちいい。
勝者特権で瀞霊廷に入っていいって言われたんだけど。
市丸ギンの妨害で失敗。
夜一さんが志波家を頼ろうと言った。
流石夜一さんキャラ通りの仕事をこなすよね。
なんか人間大砲で瀞霊廷に突入するらしい。
マジか。
俺の霊珠核の評価は非の打ち所がないらしい。
茶渡が少し苦戦したけど結構簡単に試験を突破していた。
仲間に志波家の岩鷲が加わった。
・・・
瀞霊廷への突入は成功したけど岩鷲いわくシールドの強度が想定より強かった為に離れ離れになってしまった。らしい。
まあみんな強いし大丈夫だろ。
禿と戦ったけど本気じゃなかったから結構簡単に倒せた。
何で本気を出さないんだろう?
一対一に拘って禿が倒されるまで素敵ロン毛も手を出してこなかったし。
素敵ロン毛はワンパンだった。
こっちは能力系の斬魄刀なのに能力を使ってこなかった。
舐めプ?
眼帯トゲトゲ頭の死神やべー
クレイジーだ。
相手の斬魄刀の効果も分からないうちから一発は受けるなんて言ってるよ。
一撃必殺系の斬魄刀だったらどうするつもりなんだろう?
まあ正直戦いは負けたと言っていい。
切り裂いた感触はあったけど気絶して夜一さんに助けられたみたいだし。
死神はあれか?
もしかして親父並みに強い?
あんな舐めプをしてくる奴に負けるとか師匠にばれたら殺される。
・・・
修行しろだって。
卍解ってやつを覚えると10倍強くなれるらしい。
夜一さんは夜一さんだった。
斬月も使いこなして無い内から新しい力を得ろと言いますか。
確かに更木並の死神があと12人いるなら強化は必須か。
現世に来てた4人も現世を壊さない様に弱体化してたみたいだし。
・・・え、更木並が15人もいるの?
十倍になっても勝てる気が・・・
卍解できた。
自分と戦うって感じの試練だった。
2Pカラーとかお呼びじゃないんだよ。
でも正直師匠の扱きに比べたら楽過ぎてあくびが出た。
1時間ほどでクリアしたことを夜一さんが驚いていた。
あんなのただの強AIのNPCじゃん。
俺と同じ強さで最適解の動きとか嵌め放題の叩き放題だった。
師匠との模擬戦は俺より少し強くて最適解の行動とか、
師匠が守りに集中して隙が出来た瞬間手足が飛ぶとかあったからな。
治してもらったけど。
同等の時点で負ける要素が皆無だった。
一秒前の自分より強くなればいいだけだし。
ルキアの処刑のタイミングまで修行って言われて夜一さんと模擬戦をやった。
夜一さんツエェ・・・
速いって強かったんだね。
当たらない。
・・・
例え100万本に値する火力を持った斬魄刀でも持ち主が居なかったらね。
結構簡単に壊せた・・・直せるよね?
ルキアを引き連れた撤退は井上妹に任せて俺は隊長格の足止めをしないと。
ルキアのにーちゃんはなんて言うのか、
強いんだけどコレジャナイ感がある。
多分更木相手だと怪我すら負わせれない能力。
本人の技量が高い分勿体ない。
大量の雑魚相手だと無敵の斬魄刀だけど一対一に向かないな。
俺の血装を超えれて無いし。
卍解千本桜景厳は結構強かった。
まず俺の血装を切れる切れ味。
高い技量の剣技を使用した接近戦と連携で飛んでくる九百九十九本の刀。
惜しむらくは連携が少しだけ不完全だったことかな。
心に迷いもあるみたいだし。
心技体の二つがボロボロ状態で勝てるほど俺は甘くないかな。
それが無かったら卍解を使わないといけなかったかも。
藍染強い、
俺の血装を切れるから強い。
強いんだけど師匠が藍染に負けてるイメージが一切浮かばない。
卍解使っても追いつけない速さとか頭おかしい。
どんな化け物だよ・・・
でも師匠の方が強いと思う。
・・・
打倒藍染を目標に修行をしていると襲撃があった。
おかしいのが広範囲攻撃だと思われる物を使ってきたのに結界で威力を下げていたところだ。
かなり距離がある。
「皆、無事でいてくれ」
現地に到着した時俺は自分の敗北を悟った。
敵の霊圧は感じなかったけど強さは、
巨大な奴・・・藍染クラス
斬魄刀を持った細い奴・・・藍染クラス
手ぶらで有沢を守るように動いている奴・・・師匠クラス
これは死んだ。
「待たせたな井上、俺がこいつ等を倒して終わりだ・・・」
さて、奇襲で一人吹き飛ばしたけどダメージはゼロだな、
師匠の教えがあるから月牙天衝以外の攻撃では全力だったんだけど。
俺の血装が紙か何かかって感じるほど圧倒的な強度。
しかもなんか特殊な術式で防いだわけじゃなさそう。
・・・挑発を間違えた。
まさか一番動いてほしくない奴が動こうとしてる。
「待てクロウさん、俺はまだ満足してねぇぞ」
良かったギリギリで、
首の皮一枚繋がった。
三人がかりで来たら多分1分持たない。
師匠に最も鍛えられたのが防御だけどあんな奴ら相手にして耐えれる気がしない。
一対一でも戦力比が絶望的なのは変わらない。
「お待たせしました黒崎さん」
「待たせたか小僧」
浦原さんと夜一さんか、普段なら頼もしい援軍だけど正直厳しい。
後ろの二人が動いた時点で敗北っていうのがキツイ。
三人がかりでも巨大な奴にダメージらしいダメージを与えられなかったし・・・
月牙天衝で首を狙ったらいけるか?
「浦原さん、夜一さん、一瞬でいいんで相手の動きを止めてください」
「なんとかできそうっすか?」
「まかせろ」
「瞬閧!!くらえ」
「縛道・七十五、五柱鉄貫・・・今っす」
「月牙天衝!!!」
「見事!だが、これは鋼皮ではない、筋肉だ!」
「冗談でしょ」
「なん・・・だと・・・」
「ク・・・」
巨大な奴の体に傷を入れた、
だけど軽傷である。このまんま戦闘続行しても問題ないレベルの怪我しか負わなかった。
「ヤミー、鍛えなおしです」
「え・・・わりぃ、クロウさん」
一瞬浮かべたあの絶望みたいな顔は何だったんだろう?
せっかく付けた傷もあっと言う間に全回復。
治療能力は井上クラス。
戦闘能力は師匠クラスとかどこの化け物だよ。
「時間切れだ、クロウ、ヤミー帰るぞ」
よっし、生き残った。
師匠も言ってた生き残った者が真の勝者だって。
「待て、逃げるのか」
虚勢でも張っておかないと倒れそう。
ここまで絶望的な戦いは初めてだな。
「うん、その通り。尻尾を撒いて逃げるよ、でも追撃するなら止めはしない。相手の情報も無しに相手の本拠地に飛び込んでくるようなら見る価値無しと私の全身全霊をもって刈り取ってあげる」
あ・・・死んだ。
気が付いたら奴らは帰っていた。
他の皆も震えて動けなかったみたい。
あれって殺気ってやつ?
更木の時も感じたけど密度が段違い。
浦原さんと夜一さんも青い顔して停止してるし。
井上なんて両方とも気絶してる。
藍染なんて寄り道で満足せずに俺が目指すべきは最初から師匠だったか。
井上姉妹と有沢を送りに行って解散。
浦原さんは敵の情報を調べるつもりらしい。
俺も両親に頼んで一から鍛えようかな。
・・・
なんか平子って人から虚化の技術を習った。
虚ってこんなに強い肉体してるのにあんなに弱いのか。
技能が無いってやっぱり無能になるんだね。
三日ほどでマスター。
なかなか難しい技術だった。
・・・
修行をしているとまたも襲撃。
前回みたいに範囲攻撃を仕掛けてくるわけでもなく霊圧で挑発。
瀞霊廷からの援軍が来てるけど前回と同じレベルの奴等が来たら蹴散らされると思う
一人だけ格が違ったけど山本総隊長の弟で山本真実さん。
包帯ぐるぐる巻きなのは回道でも直せないレベルの火傷を負ったからとか。
期待できそうなのは彼と二槍琉の武士の人、完全外国人の騎士風の男ぐらいか。
師匠級が今回も来てたら壊滅しそうだな。
グリムジョー・ジャガージャック
俺の勘だと藍染より結構弱い。
何故か分からないけど彼とは仲良くなれそうだ。
今回は敵だから全力で叩き潰すけど。
虚化の初めての実践テストの相手としては最高だった。
平子達じゃ反応できない攻撃もしっかり防いでくれる。
しっかり反撃もしてくる。
十刃か。
かなり強いな。
彼レベルで序列7位って考えると死神側勝てるか?
最終的に決定打を与えれないままで、
敵側に師匠クラスが応援に来た。
終わった・・・
山本さんも険しい顔してるし。
真田さんも警戒心を全開で働かせてる。
ペンドラゴンさんはいつでも最強の一撃を叩きこめるように剣を構えている。
つまりこの三人は現状の不味さがわかってるってこと。
「今度はお前が相手か?」
言葉選びを間違えると即開戦。
慎重に言葉を選ばないと。
「クロウてめぇ、何しに来やがった」
クロウっていうのか。
そう言えば前回もヤミーっていう破面が言っていた気がする。
最後の殺気が衝撃的すぎて忘れてたけど。
「黙ってグリムジョー君。今の君に発言権は無いよ」
「ガ・・・てめぇ・・・」
一撃・・・虚化してあれだけぶっ叩いてほとんどダメージを与えられなかった存在を一撃・・・
「私はこの子達の回収を命じられただけで戦闘命令は無いよ」
「私が遅かったせいでこの子以外は逝ってしまったみたいだけど」
やばいな、少し怒気が混じってる。
「そうだ、聞きたいことがあります。あの子達は笑って逝きましたか?」
「ああ、あいつらは笑って後を託していったぜ」
「そうですか・・・良かった。良かった」
ナイスだ一角。怒気が消えたぞ。
「提案があります。貴方達がこの子を見逃がしてくれるなら、私も君たちを見逃そうと思います。悪い取引ではないと思いますけどどうでしょうか?」
飲むべき。
死ぬか見逃すかの二択。
「追い詰められてるのはてめぇだろうが」
恋次何言ってんの・・・
「いや、いい。行ってくれ」
「おい、一護」
「では皆々様、ご縁があればまた会いましょう」
ふう・・・
クロウは何もせず帰っていった。
「あれは化け物ですね・・・」
「勝てるか真実さん」
「今のままじゃ万に一つも勝てねぇだろうな」
やはりこの三人だけ応援の中だと別格。
「問題はあれが何番目か・・・だ」
「グリムジョークラスで7位ってなると3位くらいか?」
「あれより上がいるとは思いたくないな」
「霊力が最初から最後まで一律とかどんな制御能力だよ・・・」
「瀞霊廷から応援を頼むか?」
「兄貴くらいじゃないと焼け石に水だろ」
各自が修行することで解散になった。
・・・
修行中に襲撃。
現世に来た霊圧の数からして4人。
グリムジョー来たか。
「十刃落ちグリムジョー・ジャガージャックだ。今度は勝たせてもらう」
前回とは霊力も威圧感も段違い。
どんな修行をしやがった。
虚化しても相手の攻撃を防ぐのが精一杯。
ルキアも恋次も攻撃についてこれず手を出しあぐねてる。
前回の襲撃から一月で別人じゃねえか・・・
「チッ、時間切れだ。命拾いしたな黒崎一護」
「ゼェ、ゼェ」
グリムジョーに化けた藍染って言われても信じれるレベルだぞ。
何だあれは。
「大丈夫か、一護」
「ああ、問題ねぇ。早くみんなに合流しないと」
「待て、グリムジョー」
「ではでは皆さまご縁があればお会いしましょう」
ボロボロな隊長たちと合流すると、
クロウが人型の氷像を抱えながら帰るところだった。
「まって」
井上、何言ってるの引いてくれるなら引いてもらおうよ。
「何でしょうか?」
「貴方は何番?」
一番だろ。
正直グリムジョーの短期間強化を考えると藍染がどれだけ強くなってるのか想像もつかねぇけど。
クロウは服をまくりながら背を見せ、
「これは失礼を、名乗りが遅くなりましたね、私の名前はクロウ。十刃の末席にいる、第9十刃のクロウ。十刃では最弱です」
なん・・・だと・・・
「なん・・・だと・・・」
そういうと奴らはさっt・・・
「嘘コケ」
(グリムジョー君、後で修行倍ね」
「なん・・・だと・・・」
去って行った。
グリムジョークラスの実力者が十刃から弾かれるって藍染の方の人材は本当にそろっている。
これって勝てるのか?
井上織姫が誘拐された。
藍染め、
最弱の駒で足止めをして目的を達成したというのか。
「糞・・・」
浦原さんが助けるための準備があるので各自で修行をと言って解散した。
待ってろよ井上。
・・・
次の日から普通に学校に井上が来ていて唖然とした。
え・・・
「どうしたの?黒崎君」
いや・・・
井上の霊圧ではない。
似せてはいるけど別人だ。
「誰だ?お前」
「その話は学校終わってからでいいかな?」
「わかった」
隊長クラスまで合流するとは思ってなかったけどようやく話が聞ける
「で、おまえは誰だ?」
「私は主様から井上様が現世に帰った時迷惑にならない様に日常生活を送るよう作られた人造人間でしょうか?」
主か。
こちらの偵察目的?
「|主《クロウ)様からは聞かれたことでわかる範囲の事なら話してもいいと言われております」
山本さんを筆頭に尋問してその日は終わった。
井上は無事らしい。
・・・
井上仮は井上を真似る気あるのか?
性格とかはそっくりだけど、
運動神経抜群、テストは100点、小食・・・
・・・小食。
真似る気あるのか?
・・・
朝、テレビを見ていると。
『見てください、綺麗だった山の風景が一夜にして消滅しました』
『近所の人の証言では昨夜は一切物音はしていなかったという話です』
before 紅葉の綺麗な山
after 斜面に穴が開いて木々が倒されている山
『専門家によると局地的な地盤沈下ではないかと言われております』
これって虚?
・・・
朝、テレビを見ていると。
『見てください、昨日ボロボロになっていた山が一夜にして桜並木になりました』
before 斜面に穴が開いて木々が倒されている山
after 穴が盛り上がり桜の木々が花を咲かせている山
雑、隠蔽雑・・・死神さんもう少し丁寧に直して・・・秋に桜って・・・
『専門家によると猩々たちが諦めないで木を植えたんじゃないかと言われております』
山が一夜にして治る現象の専門家って何?
・・・
修行をしていると浦原さんに呼ばれたので浦原商店地下に集合した。
「朗報っていうか罠っていうか・・・」
「虚圏への道が準備できました」
流石浦原さん。
「昨日までガッチガチのセキュリティで正直お手上げだったんですが、今日急にセキュリティレベルが下がったみたいで侵入できるようになりました」
だから罠か・・・
「正直自分はあんまりお勧めしないっす」
「行くしかないだろ皆」
「ああ」
なんと死神達の隊長格全員で侵攻作戦が決行されるみたい。
戦力を分けないで全力か。
俺たちは井上の事を第一に考えていいそうだ。
待ってろよ井上。
後書き
頑張れ一護
負けるな一護
鉄の一護
無敵の一護
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