ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千七百七十九話 プロイセンはまめ
第六千七百七十九話 プロイセンはまめ
プロイセンはオーストリアさんやハンガリーとはお世辞にも良好な関係ではないです、ですがそれでもです。
日本やイタリアといった面々には穏やかに接していてそれは今もでした。
「どんどん食って飲んでくれよ」
「すいません、いつも」
「いいさ、俺達は仲間だからな」
それでと返すプロイセンでした。
「楽しんでくれよ」
「それでは」
「あとな」
さらにお話するプロイセンでした。
「歌も用意したからな」
「歌手の方をですか」
「いや、合唱団だよ」
プロイセンつまり東ドイツにある、です。
「ベルリンから呼んだぜ」
「わざわざこの日の為に」
「合唱団の人達も快諾してくれたからな」
それでというのです。
「是非聴いてくれよ」
「音楽までとは」
プロイセンの心尽くしはそこまでです、優しい相手には本当に優しいです。
第六千七百七十九話 完
2018・1・8
ページ上へ戻る