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ヘタリア学園

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第六千七百六十九話  考えてみると

第六千七百六十九話  考えてみると
 日本枢軸国の皆と一緒にクリスマスの中にいて思うのでした。
「こうしたお友達と過ごすクリスマスもですね」
「いいよね」
「はい、とても」
 こうイタリアにお話しました。
「楽しいです」
「うん、カップルで過ごすのもいいと思うけれどね」
「私はそうした相手の方もおられないですし」
 日本にはそうしたお話は無縁みたいです。
「ですからクリスマスは大抵は」
「どうして過ごしていたの?」
「クリスマスを祝う様になってからですが」
 大体その時からというのです。
「妹や都道府県の皆さんのどなたかと一緒に」
「じゃあ今と変わらないんじゃ」
「言われてみればそうですね」
「じゃあ楽しかったかな」
「そうですね、寂しい思いをしたことはありません」
 このことは実際にというのです。
「一度も」
「こうしたクリスマスもいいよね」
 イタリアは日本にワインを勧めました、赤くてとても美味しそうなワインがクリスマスの雰囲気を余計に醸し出していました。


第六千七百六十九話   完


                  2018・1・3
 
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