遊戯王GX HEROとHEROの物語り
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機械天使の
前書き
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タイトルは間違いじゃないですよ
「さて、次の授業だな」
「少しいいかな?」
誰かが話しかけてきた。誰だ?
「俺は三沢大地、よろしく」
「水崎遊斗だ」
「知ってる。君のことは有名だからね」
有名?なんでだ?...ああ、俺のヒーローたちが見たことないって噂たってるしな。だってあれ古代遺跡の
「君のカード、ジ・アースだったっけ」
「ああ、そうだけど?」
「確かプラネットシリーズというカードでそういう名前のカードがあったはずだ」
!?プラネットシリーズを知ってる!?でもなんで
「ああ、別にアンティを賭けようなんてつもりじゃないから安心して、俺はただ気になっただけだ。俺の知らないカードがあるなんてってな」
「そうか、あ、悪いそろそろ次の授業があるからいいか?」
「次の授業は?」
「歴史だ」
「同じだな、一緒に行っても構わないか?」
別に断る理由もないしいいか
「いいぞ、友人ができるのは嬉しいからな」
「ああ、よろしく頼む」
握手する。っと次の授業
「プラネットシリーズ、噂程度にしか聞いてないが...君は何か知ってるかい?」
「太陽系をモチーフにしたカードって事と集めたらなんでも願いが叶えられるって事は聞いてる」
オーシャンが言っていたことだしな。お、ここだな
「そうか、そんな事が...やはりデュエルモンスターズは奥深い」
「そうだな、っと授業始まるな。話はまた今度な」
「ああ」
こうして授業を受けて寮に帰る
「うめぇ!」
「十代、少し落ち着いて食え、翔?...翔?」
「...あ、なんスか?」
「いや。何もないなら別にいいが」
なんだか翔の反応が変だが
「海馬コーポレーションまた新しいことするのか」
雑誌を手にデッキをいじっていた。
「お前たちも使ってやらないとな。公式デュエルでは使ったことないもんな」
1枚手に取る。そのカードは地と書かれている
「おーい!遊斗!」
「ノックしろ」
「悪い!でも翔が拐われた!」
「...はぁ?」
少し落ち着かせて
「つまり翔は明日香ってやつに捕まったんだな?」
「ああ」
「んー、まぁ理由でも聞きに行こうか。そっからどうするか決めよう。わざわざ連絡くれるってことは何か理由があるってことだろうし」
ということで女子寮まで行くことに
「場所の指定は?まさか玄関なんて話じゃないよな?」
「近くの湖だってよ」
走りながら十代と話す。デュエルディスクも一応持ってきてる。さて、理由はどんなのかねぇ
「お!明日香発見!明日香~!」
「来たわね!」
大きな声で話すな!バレるだろ!
「この船漕いで行けってか?よし乗るか」
漕いでっと
「明日香~、なんで誘拐なんて真似したんだ?」
「誘拐じゃないわ、この子が覗きをしたからよ」
「僕はしてないっス!」
「翔、諦めろ」
「酷いっス!?」
だって覗きはねぇ...してないって言ってもこういうの女子が強いの事実だし、してなくてもしたことになるのが世の中だ。理不尽だよな
「そこで話があるの、私とデュエルして勝ったら見逃してあげる」
「本当か!?なら今からやろうぜ!」
デュエルディスクを起動させる十代、俺は関係ないかな。体育座りで待つことに
「ボルティックサンダー!」
「きゃあああああ!!」
十代の勝ちっと
「じゃあ翔は返してもらうぜ」
「まだよ」
「往生際が悪いぞ?」
十代の口からそんなセリフが出るとは思わなんだ
「そこのあなた、水崎遊斗だったかしら。私とデュエルよ」
「えー、約束と違うじゃん。デュエリストはデュエルで負けたら嘘つくの?」
「あら?私は私に勝てたらとしか言ってないわよ?誰も十代が勝てばなんて言ってないわ」
この悪魔め
「いいぜ、やってやろうじゃねぇか。こっちも暇をもて余してたところだ」
「それでこそよ。いくわよ」
「「デュエル!!」」
「俺のターンドロー!フォレストマンを守備表示で召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」
遊斗 モンスター1 伏せ1 手札4 LP4000
「私のターンドロー!サイバー・プチ・エンジェルを召喚!」
見た目は可愛いモンスターだが機械でできていて柔らかそうには思えないモンスターだ
「モンスター効果、召喚に成功した時デッキからサイバー・エンジェルモンスターを手札に、デッキからサイバー・エンジェル荼吉尼を手札に、そして機械天使の儀式を発動!」
儀式カード!?さっきとデッキが違うんじゃ
「試運転だけど案外使えるわね。手札のサイバー・エンジェル弁天とサイバー・プチ・エンジェルを儀式素材としてサイバー・エンジェル荼吉尼を儀式召喚!」
くっ!こうもあっさり強いモンスターを召喚されるとはな、でもフォレストマンがやられても伏せカードで
「荼吉尼の効果!儀式召喚に成功した時相手は自分のモンスターを一体フィールドから墓地に送らなければいけない!」
「なんだって!?」
俺のフォレストマンが!?
「これで丸裸、ダイレクトアタックよ!」
遊斗LP4000→LP1300
「ぐぁっ!?」
切りつけられ、棒で殴られてと痛い構図。しかし負けるわけにはいかない
「ターンエンド、この時荼吉尼の効果で墓地からサイバー・エンジェルか機械天使の儀式を手札に加えられる。機械天使の儀式を手札に。さぁ、あなたのターンよ?」
「まだ明日香のターンは終わりじゃない。トラップ発動!強化蘇生!墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚してそのモンスターのレベルを1上げて攻撃力を100アップ!」
突然墓が現れてそこからガバッとフォレストマンが出てくる
「悪いな、こんな形で蘇生だなんて」
[別にいいさ、俺の効果は俺たちのデッキの要だからな]
「ああ、そうだな」
「何を言ってるの?」
疑問に思った明日香が聞いてくる。ああ、知らないのか
「いや、独り言だ」
明日香 モンスター1 手札4 LP4000
「俺のターンドロー!このスタンバイフェイズにフォレストマンの効果が発動!デッキから融合を手札に!そして発動!フォレストマンとオーシャンを融合!現れろ!ジ・アース!」
オーシャンとフォレストマンが交わり白い戦士が現れる。腰に手を当てて胸をはっている
「来たわね、ジ・アース」
「いくぜ?ザ・ヒートを召喚しザ・ヒートを生け贄にザ・ヒートの攻撃力分、ザ・ヒートは俺の場のE・HEROの数×200攻撃力が上がるから2000ポイント攻撃力がアップする」
「攻撃力4500!!」
「行け!ジ・アースで荼吉尼を攻撃!」
明日香LP4000→LP2200
「カードを1枚伏せてターンエンド」
遊斗 モンスター1 伏せ1 手札2 LP1300
「私のターンドロー!機械天使の儀式を発動!」
来るか!
「私はサイバー・プリマとエトワール・サイバーを儀式素材にサイバー・エンジェル美朱濡を儀式召喚!」
なっ!なんだこの威圧感は!?何かまずいものが来るってみんなが言っている
「美朱濡を召喚した時、相手の融合召喚されたモンスターをすべて破壊しその数×1000ポイントダメージを与える!」
「っ!残り300!」
遊斗LP1300→LP300
「そしてこのターン2回攻撃できる。バトルよ、ダイレクトアタック!」
「受けられるか!トラップ発動!攻撃の無力化!攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了!」
「間一髪で避けたわね。でも手札は次で3枚、巻き返せるかしら?ターンエンド」
明日香 モンスター1 手札1 LP2200
「負けるわけにはいかない!俺のデュエリスト魂に賭けて!ドロー!」
目を瞑ってドローする。ドローしたカードは...勝った!
「明日香、この勝負もらったぜ」
「な!?ハッタリよ!この状況から私に2200のダメージを与えられるわけない!実際美朱濡を相手にしなければならないのよ?勝てないわ!」
「それはどうかな?融合...発動。手札のE・HEROクノスペとレディ・オブ・ファイアを融合!咲き誇る花よ、炎の女戦士と交わり大地を砕く戦士に変われ!...融合召喚!E・HEROガイア!」
「新しいヒーロー!」
湖の底から現れたガイアは美朱濡のパワーを吸いとる
「ガイアの効果...それは融合召喚に成功した時相手モンスターの攻撃力を半分にし半分にした数値だけ攻撃力のアップ!」
「なっ!?」
「ガイアで美朱濡を攻撃!コンチネンタルハンマー!」
明日香LP2200→LP0
「負け...ね」
「おとなしく翔を返してもらうぞ。あと遊斗、あんなヒーローいるなら俺とのデュエルで使えよ!」
「ピンチのピンチのピンチの時に出すモンスターだからな」
「ありがとうっスアニキ!遊斗くん!」
「漕げないから離れろ!」
抱きついてくる翔を離して船を漕ぐ
「いいんですか?明日香さん」
「ええ、満足したわ。さ、帰りましょ...水崎遊斗...か」
なんやかんやで見逃してもらえた。次の日になっても翔が咎められることはなかった
後書き
なんかジャストキルになった
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