| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千七百四十三話  太った者同士が集められて

第六千七百四十三話  太った者同士が集められて
 肥満している国民の人達が多い国々はそれぞれの妹さんやお友達にそのことを指摘されてそれで、でした。
 どうしようかと考えていると生徒会長のポルトガルがこんなことを言いました。
「話は聞いたで、御前等全員ダイエット教室行きや」
「シベリアではないでごわすな」
 ちょっと見たアスキーアートのことからこう聞いたオーストラリアでした。
「そこでダイエットしろとかではないでごわすな」
「安心するんや、ロシアもそっちの国の一つや」
 ロシアでも肥満が多いというのです。
「けどあそこは寒いし太ってる方が頼もしいって言われるからな」
「今回には参加しないでごわすか」
「寒いから脂肪がないとあかんらしい」
 特に女の人はそうみたいです。
「そやからな」
「ロシアの参加はないでごわすか」
「それでシベリアもないわ」
 そこでのダイエットもしないというのです。
「安心するんや」
「それならいいでごわすが」
「ほなあんたとアメリカ、中国、イギリス、ドイツでコースはじめるで」
 こうしてでした、この五国のダイエットがはじまりました。国民が太っていると国家の体重も増えるみたいです。


第六千七百四十三話   完


                  2017・12・22
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧