モンスターハンターVR シンの冒険
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休息と次のステージ
前書き
ジンオウガの戦いで敗北したシン達は、しばらくの間傷を癒すために休息を取ることにした
ユキ︰おとなしい、照れ屋
シンのことが昔から好き
特徴︰ボブカットで泣き黒子がある
エド
性格︰真面目で誠実、普段は優しいが怒ると
一変する
特徴︰ツンとした髪の毛に顔立ちがキリッとしている
ジンオウガの件で命を救われてから、シンへ仕えたいという気持ちを抱いた
いてて...なんだか身体が痛む...
シン「う...ぅ...」
ガバッと音を立てて何か飛びついてきた
シン「いでで!」
ユキ「シンさん心配しました...!」
泣きながらユキが飛びついてきた
なんだ?何事だ?!
エド「シンさん、俺たちはクエストから帰還した時意識を失っていたんです」
だから帰還してから一切記憶がなかったのか
ユキ「私とエドは傷がまだ浅かったんですけど」
エド「シンさんは本当にもう少しで死ぬとこだった」
シン「マジかよ...なら、今はもうだいぶ回復してるみたいだな」
やっぱり負けちまったんだな、俺たちは...
ユキ「シンさん!今はゆっくり休んでまたクエスト進めますよ!」
エド「こんなの暗くところじゃないですよ、リベンジすればいいだけです」
そうだ、俺たちはこんなことで躓いてられない
次は絶対に勝つ
シン「さて、今はおとなしく休まないとな」
エド「俺はもうだいぶ動けるんで軽くクエストやってきますよ」
シン「大丈夫なのか?」
エド「大丈夫ですよ、採集クエストに行きますから」
シン「そうか、気をつけてな」
ユキ「エド、気をつけてくださいね」
エドはクエストをこなすためギルドへ向かった
さぁて、どう過ごすかなぁ〜
ユキ「じゃあシンさん、私も少し村の用事があるので...ゆっくりやすんでくださいね?シンさん無茶するから」
ユキ「本当はまだ、看病しておきたいんですけど...」
シン「大丈夫だよ笑心配してくれてありがとうな」
ユキ「当然ですよ!///」
ユキも用件済ませに出かけていった、さて、
村でも散歩しようかな
シン「よく考えたら村をのんびり散歩したことって無かったよな〜」
「あ、君がもしかしてシンかい?!」
村人に話しかけられた、俺、なにかしたか?
シン「ん?おれ??」
「危険度最高クラスのジンオウガを相手にしたんだろ?!」
シン「あぁ、ぼこぼこにされたんだけどな〜」
「いやぁ〜かっこいいな〜、これからも頑張ってな!」
「あなたがシン?噂は聞いたわ!」
シン「そうか、?ハハハ笑」
村の人や初心者のハンターが何人かシンを呼び止めた
村長「シンさん、」
シン「村長さん...」
合わせる顔がねぇな...大事なクエストだったのによ
村長「......」
シン(怒ってる...) 手を握りしめ、俯いてる...
こんな村長は初めて見たな
村長「無事で本当に安心しました...一時はどうなるかと...」
シン「村長さん?!」
村長の目には涙が浮かんでる
シン「すみません...俺、大事なクエストなのに逃げちゃって...」
村長「何を言ってはるんですか!」
シン「いっ?!」
村長「シンさんが無事ならそれでええんよ、このギルドでシンさんを知らない人は、もういませんよ」
シン「...ありがとうございます、村長さん、次戦う時は絶対にジンオウガを倒しますから!」
村長「シンさんならできると信じてます、ジンオウガは強いのでお気をつけてください、あのモンスターは近辺の村の小ギルドを総掛かりにして討伐を試みても、倒せないと言われています」
シン「それでも俺はこの村を護りたいんです」
村長「きっとその時は来ます。信じてますわ...」
シン「はい」
村長との話しを済ませて
鍛冶屋のおっちゃんや雑貨屋のお姉さんに挨拶を交わす
ユクモ村の入口へ行ってみると他の村のハンターたちが入ってきてる
他のギルドのクエストをこなせる許可をもらったハンターたちだろう
シン「結構ハンターって出入りしてんなぁ」
もう村の行き来が出来るのか、俺もあいつらに会いてぇな
無事だと信じてるけど、
シン「まぁ、考えても仕方ねぇや...さて!飯でも食うか!」
「あれ?あの人ってもしかして」
久しぶり外で飯食うか!ギルドの料理にするか村の料理に
するか迷うなぁ
シン「せっかくだし、村で食うか」
カウンター席でガッツリ食べて栄養つけとこう
シン「マジでうめぇなー!」
飯も美味いし、シンも上機嫌になる
シン「はぁ〜食った食った〜♪このあとどうするかな〜」
カウンター席についたままこのあとのことを考える
「ねぇ、君もしかして...」
シン「??」
声かけられた?誰だ?振り返ってみる
そこにはレイア一式という装備が表示されたハンターが立っている
シン「ユナ?」
プレイヤーネームは「ユナ」
シンには心当たりがある、1人だけ、
アキの友達でクラスメートの一人
何度か話したこともあるし、このゲームMHVRを買う話しもした。ナツやアキ程ではないがよく話す仲だ
ユナ「心一君?」
シン「そうだけど...ユナなんでここに?!!」
ユナ「あー、よかった!友達に会えた〜、ここに来たのは、私の、村のクエストを進めてるうちにギルドへの行き来が許可されてね」
シン「俺も会えて嬉しい、てかユナはどこの村に?」
ココット村っていう村に所属していると聞かされる
ココット村...まだ行ったことない所だ
にしても、ユナは装備かなり俺よりも整ってるな...
俺の装備は今もジャギィ一式だ、勿論防御力を鎧玉でかなり高めてるから性能は上がってる、
武器も見てわかるほどに性能が高い...
ジークリンデという武器だ
シン「じゃあユナはもしかして、この村のギルドで活動するのか?」
ユナ「シン君もいるし、しばらくそうする!」
シン「じゃあ一緒に頑張ろうな」
ユナ「うん、よろしくね!」 ギュッ
握手を交わし、ユナはシンのPTと加わる
ユナを連れてギルドへ行く
ユナはこのギルド初めてみたいだし、案内でもしとこう
「シンさん!ジンオウガの件聞きました!」
「負けただけだから、いちいち大袈裟だぞ」
コノハというユクモ村ギルドの受付嬢やハンターたちもシンに尋問のごとく集まり質問した
シン「あとで話すから...!」
ユナの元へ行き事情を説明する
ユナ「そんなやつと戦ったんだ!すごいねシンは!」
シン「そんなことないって...」
ギルドへ来てみるとエドがクエストから帰ってきた
エド「シンさん?動いて大丈夫なんですか?あと、隣の人は?」
シン「心配かけたな、もう大丈夫、この人は俺のクラスメートだリアルでも何回か遊んだことある」
エド「そうなんですか、ユナさんよろしくお願いします」
ユナ「うん!よろしく!にしても温泉もあっていいギルドだね〜」
エドにも説明しておいたし、ユキにも教えておこうか
ひと通り案内も終わりシンとユナはギルドから自室を行こうとしているところだった
ユキ「シンさん!?もう動いて大丈夫なんですか?!」
シン「ユキ!心配かけてごめんな、でももう大丈夫だ」
ユキ「よかったぁ〜、こちらの方は」
シンの横にかなりの可愛い女の人が...シンさんと同じ歳くらい
シン「俺のクラスメートの友達だよ、名前はユナ、他の村のギルドから来てるみたいで手伝ってくれるって」
ユナ「よろしく!」
ユキ「ユウナさん、よろしくお願いします!ココット村のギルドはどんな感じなんですか?」
ユナ「...良いところだよ!」
ユキ「...?」
ユキ(なんだろう、今のユナさんの暗い哀しそうな瞳...気のせいかな?)
シン「俺もそろそろクエスト行けるし!明日辺り4人で頑張ろうぜ、んじゃ、俺はそろそろ自室へ戻るよ」
ユキ「私も、さようならシンさん、ユナさん」
ユナ「シン、ユキちゃん、また明日〜」
「ユナがユクモ村のギルドに...そこには、誰かいるかな...誰か...」
次の日 自宅
シン「うーん...毎朝晴天だと目覚めがいいな〜」
今日はついに4人PTを組んでの狩りだ、心躍る
さぁて、ギルドへ行くか〜
いざ、ギルドへ行くと3人は集まってた
シン「ごめん?!待たせたか?!」
エド「いえ、別に大丈夫ですよ」
ユキ「私たちが早かったんです」
ユナ「おはよぉシン!」
挨拶を交わしてクエストの話をだす
シン「今日は何行くかな」
エド「シンさんそのことなんですけど、どうやら次のランクのモンスターを解禁するためのクエストが受注出来るみたいです」
ユキ「それに行こうって話してたんです!」
シン「そんなクエスト出てんのか?!内容は??」
ユナ「リオレイアだよ、完全な飛竜種一応あっち(ココット)では防具揃えたけどね」
シン「リオレイア?!クルペッコの時に出たあいつ、クリアしたら次のランクか」
次のランクも目前なのかと思うとテンションも上がる
早く次のランクに行きてぇなぁ〜!
シン「じゃあさっそく行こうぜ!」
リオレイア、強いだろうけど負ける気がしない、みんなと会うために、アイツにリベンジするために強くなりたい
後書き
次回はリオレイアVSシン達ですね、近々、シナリオやキャラのことを整理しようと思います。
気軽に登場させてほしいキャラやモンスターを伝えて頂けると、作品を進めるのに助かります
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